フォト
無料ブログはココログ

« 10月19日(月)慶応病院に再入院 今度は腫瘍科の高度な大腸内視鏡手術へ 途中経過です | トップページ | 1、人間学研の2020年11月例会で佐竹が話をします。2、「人間学研究所通信89号」の発行、3「交流の広場」始める »

2020年10月24日 (土)

10月20日、慶応病院で大腸がんの手術が完了しました。経過は良好です。大腸についても調べてみました。

2020年10月19日(月)から、10月23日(金)まで慶応病院に入院して、大腸がんの手術を受けました。ー今までの経過については、「こういちの人間学ブログ」の前のブログをご覧ください。(末尾参照)

前回、9月14日(月)~18日(金)慶応病院に入院した時には、9月15日に行われた大腸内視鏡での手術で、8つの小さなポリープを切除しましたが、S状結腸にある25mmのポリープについては、がんの恐れが濃厚で、がんが大腸内のどこまで浸透しているか不明で、翌16日にも再度の詳しい内視鏡の検査をおこないました。

その結果、担当の医師が、消化器内科の金井隆典教授から、腫瘍科の矢作直久教授の方に変わりました。矢作先生は消化管腫瘍などの低侵襲治療(ていしゅうそちりょうーあまり患者に負担をかけない方法)研究開発部門の責任者の方です。2017年6月に部門が作られました。

矢作先生は今はいろいろ手術方法が進んできているから大丈夫、と言っていただきました。

 診察していただいた部屋は同じ1Bの部屋で、午前中は消化器内科、午後は腫瘍科に変わりました。

 

入院経過

10月13日(火)に慶応病院で再度の、PCF検査を受けました。その日のうちに陰性との、検査結果が電話で届きました。

 入院予定は10月19日(月)から23日(金)です。

 

10月19日(月)

 前回9月の入院では、消化器内科で病室も1号館、7階でした。今回は腫瘍センターでの入院で、1号館、最上階の10階の1002号室でした。1日8800円プラスの部屋を今回も頼みましたが、今回もあきがないそうです。4人部屋で窓側のベッドで、病院近くの緑や、六本木ヒルズなどが近くに見える眺めの良い部屋でした。大きな窓で日当たりがいいのですがかなり暑く、晴れた日は体のあちこちに赤い発疹が起き、ステロイド剤を体に塗っていました。看護士さんに聞いたら、エアコンの温度設定が27,5℃だそうで、窓側の部屋はかなり暑くなったのです。ついに看護士さんに頼んで設定を1度下げてもらいました。

 他の入院している人は症状の重い人が多く、これから手術で食道と胃を切除して腸にじかに栄養を入れる手術を受ける人がいました。大変だな―と、おもいました。

201019_1219_01

右の建物は旧館、ほとんど使っていません。やや左の高層ビルが六本木ヒルズです。

200918_0712_01-1

部屋の様子

 

10月19日(月

 身長・体重測定、血液検査など、事前の検査をいろいろ受けました。

10月20日(火)手術当日

 腸内を洗浄するために、ニフレック2Lを2時間かけて飲む

 便が水のようになるまで 4L飲む人もあります 

 11時、点滴開始(以後3昼夜点滴)

 14時から手術開始 2時間の予定 

 S状結腸Car(結腸癌)結腸ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など

 前回の検査では上を向いて足を立てての検査でしたが、今回は横むきで楽でした。

 意識をぼーっとさせる薬を注入します。手術中にすこし寝てしまってもいます。

 大腸内の様子はすべて大きなモニターで患者も見ることができます。

 患部を切断して血がにじむのも見えました。しかし痛みはありません。

 横行結腸に20mmのポリープと、S状結腸に25mmのポリープがあり

 25mmのものはがん化している可能性が大きいということでした。

201026_0824_01

横行結腸 20mm広基性Isp

201026_0823_01 

S状結腸 25mmType1 特にがん化が疑われる

他に、盲腸、A結腸、S結腸に憩室

ともに8月25日、代々木病院で撮影した内視鏡検査報告書による

 手術終了後、取り出したがん化した(おそらく)部分を見せてもらいました。

 大きさは25mmでちょうど、500円玉の大きさでした。しわがよっていました。

 研究資料として病院に寄付します。

10月21日(水)

 採血、レントゲンなど 医師の話では、血液検査の結果は極めて良好だとか

 詳しい内容はわかりません 詳しくは11月18日(水)矢作先生より 

 1日絶食 途中から水だけは飲むことが可に

10月22日(木)

 食事開始 おかゆ食 どうも、おかゆが苦手です

201022_0751_01

10月23日(金)

 退院 9時から10時

 

11月18日(水)

 15時30分から30分 矢作先生による診察・手術結果報告(追記いたします)

 

◎手術が順調に終わり、よかったです。がんが粘膜下層以下の筋肉層までいっていたら別の手術(開腹手術など)をしなければなりません。

10月24日 自宅で手術後初めての排便 異状なくきれいな便の状態で安心しました。入院中でしたら、看護師さんにみてもらわなければなりません。

 

大腸について

 大腸は、直径5~8cm、長さ1,6mほど

 盲  腸       虫垂  小腸に接続

 結  腸

   上行結腸   横行結腸    下向結腸   S状結腸

 直  腸 肛門に接続

 201024_1134_01_20201025085201
 

大腸の病気

 大腸がん

  男性では1位 胃がん、2位前立腺がん 3位、大腸がん

  女性では1位 乳がん 2位 大腸がん

  大腸がんは1年間で158,000人がかかる

 クローン病

 潰瘍性大腸炎

 過敏性腸症候群

 大腸憩室炎

 腸閉塞など

 

今までの経過について、「こういちの人間学ブログ」の記事

 

8月24日「近況112 体の不調いろいろ、おなかの調子が悪い~」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2020/08/post-2b3894.html

  食欲不振に、新コロナさわぎで外出もほとんどなく、体長が悪くなり、体重も減ってきました。

  月2回往診に来てくれる 辛島先生のすすめで代々木病院に総合的な健康診断をしてみることにしました

9月3日 「近況113 しばらく代々木病院に検査入院していました。慶応病院に入院申し込み」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2020/09/post-a49c2b.html

  1週間、入院 内視鏡で胃と大腸の消化器系を中心にいろいろ検査をしてもらいました

  大腸の内視鏡検査の結果 ポリープが大きく手に負えない為、慶応病院に頼むことに、

9月20日 「9月14日慶応病院に入院。1日延長 大腸内視鏡再検査~」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2020/09/post-721ec0.html

 大腸内に多数のポリープがあり、8つの小さなポリープは取ったが、20mmと25mmのポリープは大腸壁のどこまで病変が進んでいるか

 わからず、翌日も内視鏡検査のみ

10月3日 「10月19日に慶応病院に再入院 今度は腫瘍科で高度な大腸内視鏡手術」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2020/10/post-d32fb7.html

、◎大腸がんはがんの組織が大腸の筋肉層を破って大きくなった時に便に血液が混ざって発見されることが多いのです。その時にはがんはかなり進行していて、転移も考えられます。今回、月2回来ていただく、大久保戸山診療所の辛島先生のすすめで、代々木病院で徹底的に調べてもらいました。おかげさまで大腸がんが早期で発見されました。辛島先生は慶応病院の担当医の先生に今までの経過の資料を送っていただきました。どうもありがとうございました。

 

« 10月19日(月)慶応病院に再入院 今度は腫瘍科の高度な大腸内視鏡手術へ 途中経過です | トップページ | 1、人間学研の2020年11月例会で佐竹が話をします。2、「人間学研究所通信89号」の発行、3「交流の広場」始める »

人体と健康法」カテゴリの記事

コメント

イチロウ様

愛猫「とらさん」は前からペット以上なのですよね。私の両親もなくなりましたが、そんなに後を引いて悲しみが続いていません。また飼っていた3匹のネコもみんな長生きでしたが亡くなってしまいました。

普通は別れの悲しみがあっても、だんだん薄れていくものですが、「とらさん」の場合は、薄れるどころかかえって深まっているようです。それだけ特別の存在だったのですね。そういう関係を持てる存在がこの世の中に存在しえたということが、すごいこと、素晴らしいことだと感じます。

イチロウ様

愛猫「とらさん」は前からペット以上なのですよね。私の両親もなくなりましたが、そんなに後を引いて悲しみが続いていません。また飼っていた3匹のネコもみんな長生きでしたが亡くなってしまいました。

普通は別れの悲しみがあっても、だんだん薄れていくものですが、「とらさん」の場合は、薄れるどころかかえって深まっているようです。それだけ特別の存在だったのですね。そういう関係を持てる存在がこの世の中に存在しえたということが、すごいこと、素晴らしいことだと感じます。

こういち 様

無事に手術を終えられたようですので、安心いたしました。

ブログも更新されておられましたので、心配は要らないであろうと予想はしておりましたが、こんなに直ぐに更新されるとは、、。 

却って、健康状態に心配が要らない筈の私の方が、もっぱら心理的に弱くなっているようです。

原因は、自分でも良く分かっています。 愛猫「とら」と別れてから、気分が優れませんし、昔のことを思い出すことが多くなりました。 巷間、良く言われます「ペットロス」かも知れません。 「とら」はペットではありませんでしたが。 

昨日、嘗て勤務していました処へ久しぶりに行って来ました。 その地に勤めていました時期に、愛猫と巡り合い、苦しくて忙しい中でも、帰宅すれば、共に楽しい時間を過ごしていたのです。

代わり映えのしない街中でも、何か懐かしい思いがしました。 そして、帰宅しまして、愛猫「とら」が待っているような感じがしまして、「只今、とら~」と何もいない玄関で言いました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 10月19日(月)慶応病院に再入院 今度は腫瘍科の高度な大腸内視鏡手術へ 途中経過です | トップページ | 1、人間学研の2020年11月例会で佐竹が話をします。2、「人間学研究所通信89号」の発行、3「交流の広場」始める »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のコメント

最近のトラックバック