8月の入院後、2回慶応病院に入院内視鏡手術、その後3回の検査後、また大腸がん手術で入院です。途中経過を報告します。
身体が不調で食欲がなく、痩せてきたので、総合的な検査と入院を8月24日(月)から8月31日(月)まで代々木病院に入院し内臓全体の検査をしました。その結果大腸ポリープがあり、より大きな病院で検査をということでした。
慶応病院に9月9日診察を受け、9月14日(月)から9月18日まで消化器内科に入院しました。ここでは8つの小さなポリープは取ったが25mm以上の大きなものは取れなかったそうです。9月30日には午前中は消化器内科の金井隆典教授の診察を受けました。
そしてその日の午後には腫瘍科の矢作直久教授の診察を受けました。10月19日から23日まで腫瘍科で高度な内視鏡手術を受けました。そして大きなポリープも切除してもらいました。
11月18日矢作先生の結果報告を受けました。その結果S字状結腸にある30ミリ以上あるポリープはがん化してリンパ節にまで到達しているので、再び入院と手術が必要と言われました。
11月20日 岡林剛史医師(消化器外科-専任講師・腸班)の診察
◎以後12月に続きます
慶応病院の建物配置図です
1号館は新しく、緑色の3号館は今回の検査を受けるところです。
11月26日(金)PET/CT検査 撮影(ポジトロン=陽電子、放出断層撮影法)
検査を受けました。検査予約表です。
3号館南棟2階 放射線診断科 12,05受付 13,05~15,35
18F(ガンマ―線を出す放射性同位元素をフルオロルデオキシグルコースに
吸収させる(ブドウ糖の1種を使ってがん細胞のありかを調べる
方法)ブドウ糖ががん細胞に集まる性質をつかう がん細胞が光る
PET(Positron Emission Tomography)陽電子放出断層撮影法
細胞の活動状況を調べる。薬品を注入し1時間安静後、30分ほど横になる。
薬の集まりぐわいで、ブドウ糖にフッ素18、放射性同位元素を注入
PETカメラで、FDG全身分布状態を見る
PET/CT検査
PETとCTが一体型となった装置で、一度の撮影で全身のPET画像とCT画像を
得ることができる。
病院においてあった説明パンフレット
PET/CT検査とは
検査は予定通りに終わりました。
朝7時までに軽食の朝食
12:50 受付
更衣 ロッカー室
問診 日常の様子
注射は13:36分 体重に比例して薬剤の量が変わります。
そのあと薬が体内に回るまで約1時間待機します。
ベッドのある特別室になりました。
14:35分 トイレに行き、撮影準備 撮影は15分から20分
身動きできないようにバンドで手と胴体をしめられます。撮影終了
待機室で放射線が抜けるまで 約25分
検査終了 退室時間15時36分
11月30日(月)CT検査 (大腸CTC:コロノグラフィー=コンピューター断層撮影法)
1号館 1D 放射線診断科 12:00受付 13:15から 約30分
前日から入院するか自宅で、ニフレックなどの下剤を飲み、便が体内から
なくなり、きれいになるのを待つ。今回は自宅から。
炭酸ガスを腸内に注入して大腸を膨らます
X線を使って体(大腸)の3次元断層写真を撮る
11月29日(検査前日)
消化の良いものを食べ、海藻、こんにゃく、しらたき、繊維の多い野菜
キノコ類、豆類、種の多い果物などを食べない
21時から
禁食 水は可 ビコスルファート内溶液(下剤)-KEGG服用
緩下剤 錠剤と内用液がある 処方されたのは内用液10ml
甘い薬
11月30日(検査日)
自宅にて
ニフレックパック(経口洗浄腸管剤)に2Lの水を入れ少しずつ飲む
1時間で1リットルを飲む 普通その時に排便
8月よりすでにこの検査で5回目です。
始めと終わりにガスモチン錠(下剤)を4錠ずつ飲む
(モサブリドクエン酸塩水和物)消化運動機能改善剤
便が水のようになれば終了
検査内容
予約時間の60分前に1号館1階1D受付に行く 検査時間は、30分程度
PET/CT検査に比べ同じような形だが小さな円形の機器
検査では横向きや腹ばいに右まひの身体障碍者にはつらい
点滴右半身ではうまく血管が出ず、左側でやり直し
看護士さんが直腸診(お尻に指を入れ、お尻に痔や肛門の病変がないか
調べる
肛門から炭酸ガスを入れて大腸を膨らます。お腹が時々痛くなる
腸管内部だけでなく外部の画像もわかる
コンピューター処理により3次元映像が撮れる
費用は25000円程度、前回の検査(PET/CT)よりはかなり安い検査。
12月8日(火)SPECT検査 アイソトープ シンチグラヒフィー断層撮影法)
検査室入口
検査名 心筋血流(薬剤負荷)201TI
ペルサンチン(ジピリダモール)負荷心筋血流シンチグラフィー
3号館南棟2階 9:20受付 9:50~15:10
朝食なし 水のみ
薬にあらかじめ”目印”をつけ薬が体内のどこに移動するかを調べる
負荷心筋血流検査
負荷(点滴)検査薬投与(注射)ー撮像〔15~30分)
心臓が安静状態になるのを待って〔3,4時間程度〕安静心筋血流検査へ
廊下のところで待っている時間も長く疲れます 私の場合車いすで3時間
くらい待ちます
付き添いの妻も少し出掛けたぐらいで、待ってくれました。
右まひがあるため、同じ姿勢だと右腕が痛くなりました
安静心筋血流検査
撮像〔15-30分〕-終了
◎慶応病院の循環器内科から電話があり、12月11日の午後に、消化器外科の
結果報告の前に、循環器内科の方で、今回の検査の結果での、報告があるので
同じ日の午前9時に受付をして、9時半に結果報告があるとの電話が入りました。
心筋検査は関係がないと思っていましたが、循環器関係の異常があったため、
追加の検査を受けたことが分かりました。
また半日慶応病院で過ごすようになります。
12月11日(金)9時半
循環器内科でspect検査の結果報告
田野崎 翔医師 検査結果を見ると心筋梗塞をおこしているような状態だといいます。
検査を言われましたが早い方がいいということで
なんとなく心臓のことが心配で、以後軽い心臓ノイローゼ気味となる
12月12日(土)8時30分 心エコー検査
朝いちばんぐらいで慶応病院へ
循環器内科で心エコー検査を受ける。20分ほど。
12月18日(金) 9時半から10時 結果報告
いったん自宅に戻り、また午後に慶応病院に出掛けました。
12月12日(土) 15時から15時30分
再度慶応病院へ
消化器外科 岡林医師の診察結果報告
検査結果について 私のがんの状態はステージ1
ステージ0 粘膜層にとどまる
ステージ1 固有筋層の内側
ステージ2 固有筋層の外
ステージ3 リンパ節転移
ステージ4 血行性転移
他への転移は見当たらない
腹腔鏡手術によりS字状結腸の切除手術を行う
手術は来年になる可能性大 転移等ないので急ぐ必要はないとのこと
12月18日(金)朝9時半より慶応病院の循環器内科へ
心エコー検査の結果報告
若干問題はあっても、大きなことではないとのこと
手術には問題ないとのこと
12月22日(火)
病院から電話 12月29日(火)pcr検査他、入院日など
12月29日(火)pcr検査
2021年1月3日(日)入院
2021年1月5日(火)手術
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