最近の記事いろいろ、毎日新聞余禄、「日本の敗戦と日本のコロナ対策の失敗の共通性。 文春の衆院選予測 そのほかいろいろ
この数日間の新聞記事等を思いつくままに記録してみました。
毎日新聞 「余禄」
1921年8月15日(日)は終戦の日です。今日の毎日新聞の『余禄』には、日本人の「ひとりよがり」の世界認識が日本の敗戦をもたらし、今度の日本の対新コロナ対策の失敗とを下記のように対比しています。
「今度の戦争に敗れた1つの理由は主観的な観念性に走って、科学を媒介とした、客観性、世界性から遊離したことにあった」終戦から5日後の小紙に高坂正孝・京都大人文科学研究所の長文の談話が掲載された。
カント研究で知られた哲学者の高坂は、日本人が抱いていた、自信、自尊心について「外に目をふさいで己を高しというような趣はなかったか」と疑問を示し、「ひとりよがり」な日本の自己認識、世界認識に敗因を求めた。
ワクチン敗戦、コロナ敗戦といった言葉も使われる。有効なワクチンを開発できず、科学技術の遅れを露呈した。当初は有効に見えたクラスター対策中心の「日本モデル」もデルタ株の流行で水泡に帰し感染拡大が止まらない。
文部科学省の研究所によると、影響力の大きな自然科学分野の学術論文の数で日本が過去最低の世界10位に後退した。中国が初めて米国を抜き世界1位になったことに今の国際情勢が表れている。
76回目の終戦記念日。米中に追いつき追い越せという時代ではあるまい。ひとりよがりに陥らず、日本が置かれた現状を客観的に見つめなおすことが過去の失敗を今に生かす出発点ではないか。
週刊文春 衆院選全選挙区予測
週刊文春の8月12,19日夏の特大号には、開会式に「衝撃計画」天皇陛下が参加のOXクイズー開・閉会式全深層 がトップでした。そして衆院選289全選挙区予測が12ページ載っていました。
「自民過半数割れ、立憲伸び悩み、維新3倍増」と文春は予測しています。
週刊文春党派別獲得議席予測
自由民主党 現有議席 276 予測 230
公明党 29 30
ーーーーーーー
立憲民主党 109 125
日本共産党 12 18
日本維新の会 10 32
国民民主党 7 15
社会民主党 1 2
NHk党 1 0
令和新選組 0 5
無所属与党 7 4
無所属野党 9 4
計 461 465
8月29日付 「サンデー毎日」新聞広告
8月16日付 世界の新コロナ感染者数
インドでの感染者数がアメリカに迫ってきました。
毎日新聞8月17日記事」
国内の新コロナウイルスの感染者
◎こんな中でいよいよ8月24日からパラリンピックもスタートします。いったいどうなるのか・
毎日新聞2021年8月18日 朝刊 1面トップ
8月18日付 「週刊文春」の宣伝
「菅9・6首相解任」がトップに コロナ爆発徹底解明
週刊新潮の記事
« 『生物哲学』沼田 眞著作集-第2巻ー岩田好宏編が出版されました。素晴らしい本です。 | トップページ | 2021年8月21日(日)、新コロナ急激な蔓延下の新大久保駅周辺の状況を見る 。人の出は前と同じくらい 午後さらに込みました。 »
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