150万年前の原人化石 アフリカから移動の波多数 今度見つかった原人のほかに原人がいくつか
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参考 「アフリカ外最古の現生人類がイスラエルで発見~」詳しくは文末で
2020年2月6日の赤旗の12面の記事に「150万年前の原人化石」という記事がありました。
その内容を紹介いたします。
ゥぺイディア遺跡とその周辺の景観
さまざまな角度から撮影した150万年前の原人の腰椎
記事
文章は下記で
イスラエル
150万年前原人の化石がイスラエルで見つかったと、同国などの国際研究グループが科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』〈2日付)に発表しました。アフリカで誕生した原人がどのようにアフリカからユーラシアへと広がったかを考えるうえで重要だとしています。
化石が見つかったのはイスラエル北部のウぺイディア遺跡。1960年から発掘が始まったこの遺跡からは、これまでに百数十万年前の石器や動物などの骨などの化石が多数見つかっています。イスラエルのバル・イラン大学などの国際研究グループは、これまでの発掘調査で出土した化石の中から約150万年前の原人の腰椎を発見しました。
腰椎は6~12歳の子どものものとみられ、その大きさから身長は155センチ、体重は45から50キログラムと推定されました。大人になれば180センチメートル以上に成長したと考えられることがわかりました。
東アフリカ・ケニアでは150~160万年前頃生きていた7~11歳で身長が約160cmの子どもの骨の化石が見つかっており、こちらも大人になれば180センチメートル以上になったと推定されます。研究グループはウベイディア遺跡で見つかった原人は、ケニアなどで見つかっている大型の原人が150万年前ごろアフリカを出てユーラシアに広がったことを示すとみています。
一方、イスラエルより北に位置するコーカサス地方ジョージアのドマニシ遺跡では180万年前ごろのおとなの身長が140~160センチの原人の骨の化石が見つかっています。
研究グループは今回の発見について、アフリカからユーラシアへの原人の移動の波が複数あったことを示すものだとしています。
こういちの人間学ブログ 2018年1月28日 文頭で
「アフリカ外、最古現生人類がイスラエルで発見。ネアンデルタール人と重なる期間が長く」
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