「粘液・魔法のカクテル」(ヒューマニエンス)NHKBSプレ三アム 鼻水 ムチン 特に唾液について 100の成分一覧
ブログ筆者の、オリジナルなものといえば、1,エスニックの街大久保地域の紹介、2、独自の人相術、そして、3、唾液健康法があります。いずれも他の方のあまり紹介していない分野です。
2023年6月7日〈水〉の午後5時、からBSプレミアムで「ヒューマニエンス 粘液 魔法のカクテル」という番組が再放送されました。はじめは鼻水についてです。そしてねばねば成分である,ムチンの働き、そして唾液についてです。
番組では鼻水も、ムチンの働きも重要としていますが、このブログでは唾液の部分だけ、掲載させていただきます。
槻木恵一 神奈川歯科大学副学長 環境病理学 教授
(つきのき)
◎2022年に開催された、第1回唾液ケア学会学術学会の理事長
『サラネバ健康法」主婦と生活社
『ずっと健康でいたいなら唾液力をきたえなさい』
扶桑社
唾液には100種類以上のいろいろなものが含まれている。(下記一覧表)
99,5%は水
トランスフォーミング増殖遺伝子(TGFーβ)
骨芽細胞の増殖を促進(骨を作らせる)
◎抑制作用もあり、ガン化を防ぐ作用も
◎唾液中に存在する抗菌作用のある物質いろいろ
ラクトフェリン
免疫グロブリン
リゾチーム
ベルオキシダーゼ
ヒスタチオン
IgA 毒素を中和する免疫グロブリンの1種
腸管内に60%存在する
SOD酵素予防効果など
スーパー オキナイト ディスムターゼ
活性酸素を除去する酵素
動脈硬化、高予防効果など
唾液腺
耳下腺 サラサラした唾液
舌下線 ネバネバシタした唾液
顎下腺 ネバネバとサラサラした唾液
唾液の作用
歯の補修(削れた歯を補う)
◎再石灰化 ハイドロオキシアパタイト
歯石ができる原因にも (唾液を意識的に出して、飲み込む
咽津法(いんしんほう)は素晴らしい効果がありますが
唯一の欠点は、歯に歯石がたまりやすいことです。
ブログ筆者は月に1度、歯科医の往診を受け、歯石を
とってもらいます。
上皮成長因子(EGF)
粘膜修復作用
上皮成長因子(EGF) 傷を治すための成分
いろいろなものをなめて(唾液で)治す成分
アミラーゼ でんぷんを分解しブドウ糖にするのに必要な酵素
◎消化酵素はほかにいろいろ
代表的なもの マルターゼ
アミラーゼをつくりだす遺伝子の数 霊長類 2 ヒト 6
でんぷんが豊富な食料を主食にして脳の巨大化を支えた。
イヌはオオカミと比べてアミラーゼを作る遺伝子の数が 平均7,4倍
膵臓の働き
唾液に含まれている成分 一覧表 約100
◎上の写真分解して、を4つに拡大してみました。
よく読めないものがありました。あくまでも参考までに
としてください。
上の写真を拡大してみました。 23 ( 合計 117+)
ムチンMGI, ムチンMG2、耳下腺外糖たんぱく質
・・ブロリン塩基性蛋白質、スタテリン、ヒスタチン1
シアリン αアミラーゼ、ラクトベルオキシダーゼ
リボヌクレアーゼ、グルコース、6リン酸脱水素酵素・
エラスターゼ、シスタチン、ラクトフェリン、
トロンボスポンジン、分泌性白血球プロテアーゼ阻害因子
セリン・尿素・クレアチニン・尿酸・アンモニア
上の写真の拡大 28
ハプトコリン,高プロリン酸性タンパク質、ヒスタチン3,
高ヒスタチン酸性ペプチド、ガステン、リゾチーム
カーボニックアンヒドラーゼ、カリクレイン、アルギナーゼ
コリンエスタラーゼ、β ディフェンシン、ラクトフェリシン
IgA、IgG、IgM、アデノシントリフォスファターゼ
アルブミン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン
グルコース、シアル酸、ヘキソース、ガラクトース
マンノース、プロゲステロン、コルチゾール、コレステロール
上の写真の拡大 32
(トロンボスポンジン,分泌性白血球プロテアーゼ阻害因子)重複
アセリン、尿素、アンモニア、グルコース、フコース
ヘキソサミン、エストロゲン、テストステロン、プロレシチン
cAMP、cGMP、トロンボプラスチン、コリン、
ヒスjGF1、TGF-α。TGF-β、VEGF、HGF
カルシウム、リン酸、ヨード、ロダン、重炭酸塩
TMPRSS2、Furin、plasminogen 、・不明
ヒストンHA2,炭酸脱水酵素,フテキストラナーゼ
メラトニン、CEA,CA19-9、PSA ,HbALc
上の写真の拡大 34
(ラクトフェリシン、IgA,IgG、IgM、アデノシンフォスファター)重複
ゼグルコース、シアル酸、ヘキソース、ガラクトース、マンノース
テストステロン、プロゲステロン、コルチゾール、ムチン、コリン
ヒスタミン、EGF, NGF, BDNF FGF2 カルシウム、リン酸
ナトリウム、カリウム、フッ素、塩素、フロム、
plasminogen,activator inhibiter type1 serpinB8
炭酸脱水酵素、フィブロネクチン、インベルターゼ
マイクロRNA PSA・ Hbalc LDH Ast
ALT 不明
唾液の主な役割 (テレビの画面に追加)
カルシュウム 歯や口内の修復
上皮成長因子 傷を治す
EGF(粘膜の修復)
トランスフォーミング増殖因子
(TGFーβ) 骨を作らせる
アミラーゼ でんぷんを分解
重炭酸塩 口の中を中和
ラクトフェリン 抗菌作用
抗菌作用を持つもの(ほかに)
免疫グロブリン
リゾチーム
ベルオキシダーゼ
・・・
ムチン 粘膜保護作用
SOD 老化防止
酵素 (スーパー オキシド ジ ムスターゼ)
ストレス減少作用
◎その他の成分
マルターゼ、血清アルブミン、尿酸、尿素、重炭酸ナトリウム、Na,K,Ci,
炭酸カルシュウム・・・
クロースファクター 細胞の活性や修復を生み出すたんぱく質の総称
ムチンの働き
ウイルスにも対応するムチンの分子認識能
ムチンの構造と役割
有要なものと敵の認識機能
別資料 唾液の作用
Ⅰ、消化作用
アミラーゼ等 でんぷんをブドウ糖へ
2、潤滑作用
ムチン 粘性の多いたんぱく質
のどを通りやすく
3,味覚
唾液を通して味覚を感じる
がステン
4,自浄作用
口内の汚れを洗い流す
5,抗菌作用 (10種類)
リゾチーム(酵素)
ラクトフェリン
ハイドロオキシアパタイト等
7,緩衝作用
口内を中性に戻す
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