工作舎の本のご紹介1,植物についての本いろいろ、「日本の巨木」と、「植物たちの秘密の言葉」その他
『工作舎』さんした
工作舎さんの本には、"自然に関する本”が多い。その一つが植物に対しての本で、それが『本朝巨木伝』であり、『 植物たちの秘密の言葉』です。
『本朝巨木伝』 日本人と大きな木の物語
牧野和春 序文 荒俣宏 1990年9月10日 第1刷 1992年第2刷 工作舎 定価2266円 本体2200円
著者プロフィール 1933年鳥取県生まれ 牧野出版を設立 「神々の記憶」巨樹、巨木に関する第一人者
巨樹、巨木の写真50点収録
牛島の藤
萩原の大笠松
序に変えて 荒俣 宏
1 章 山桜に逢いたい
狩宿の下馬桜(静岡県)
2 章 原生林の奥深く
サキシマスオウノキ(西表島)・
3 章 女の力を宿す
宿根の枝 さしまたのツバキ〈富山県) ・
4 章 生活の守り神
養蚕の神 薄根の大桑(群馬県)・
5 章 天にも昇る気
巨杉そろい踏み 智満寺の十本杉(静岡県)・
6 章 異形・異端の奇
天狗の枝垂れ栗 小野の枝垂れ栗(長野県)・
7 章 歴史を写す
林立栗林の怪 チカモリ遺跡出土の木柱根(石川県)・
8 章 樹齢千年の死
一期一会の大樫 高尾山麓の大樫(東京都)・
◎ほかにも牧野氏は工作舎さんで古木、巨木について書いています。下記。
「植物たちの秘密の言葉」 ふれあいの生命誌
ジャン=マリー・ベルト ベカエール直美訳 1997年4月10日 2200円+税 工作舎
植物も、植物に固有な感受性をちゃんと備えている。だから当然、人間とコミュニケーションする可能性もいろいろあることになる。~あらゆる生物がコミュニケーションを行い、植物・動物・人間のあいだに思いがけない近似性が共有されている様子が認められる。
◎ジャン・マリーベルトはフランスの生物学者 欧州生態学研究所を設立しました。下記のように、たくさんの本を書いています。
カラー図版4ページ
コミュニケーションする植物 本文より
毒の言葉をもつシャクナゲ
癌治療薬を作イチイの木
愛の舞踏を踊る藻類
においでハチに語りかけるラン
毛虫が襲来すると
仲間に警報を送るポプラ
スズメバチを呼んで
チョウを撃退するポプラ
昆虫の変態をかく乱するモミ
敏感で感じやすい食虫植物
支柱の場所を「知っている」つる植物
「記憶力」のあるセンダングサ
「ヴァン・ヘイレン」を聞くカリプソマメ
DNAで音楽を聴いて大きくなるトマト
空気をきれいにしてくれるアロエ
◎NHKで関連番組を放映しました。
NHKで超進化論「植物からのメッセージ」2022年1月10日
さらにNHKで2023年8月29日に放送されブログ筆者も
番組を見たもの
「植物は会話している !?」
毛虫に食われた植物の葉がまわりに警報を発する。
工作舎の発行する植物関連の本の一部
森の記憶 3800円 ロバート・p・ハリソン
フローラの12か月 3200円 ジャン・マリーベルト
滅びゆく植物 失われた緑の楽園 2600円 ジャン・マリーベルト
古木の物語 巨樹信仰と日本人の暮らし 牧野和春 2007年10月 2200円
植物の神秘生活 3800円 p,トムズキンズ、クリストファー・ハンド 1987年
雲南の植物と民俗 3200円
恋する植物 2500円 花の進化と愛情生活 1995年11月 ジャン・マリ―ベルト
桜伝奇 2800円 日本人のこころと老巨木めぐり 牧野和春(名木12本)
101本の緑の物語 970円
ダーウィンの花園 自然研究と自然淘汰説 ミア・アレン 4500円
江戸博物文庫 花草の巻 四季を彩る 1760円
ミドリちゃんとフシギの木 970円
花の知恵 1600円 モーリス・メーテルリンク(青い鳥の作者)
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