「唾液力でボケ知らず!」脳と認知症改善メソッド、という本が出版されました。私の提唱する唾液健康法との比較。
2024年11月8日,さくら社から、「唾液力でボケ知らず! 脳と認知症改善メソッド」定価1600円 税別、という本が出版され、毎日新聞の11月8日の朝刊1面に広告が載っていました。著者は、東京医科歯科大学の主任教授である、後藤多津子氏です。さっそく書店で購入しました。
本の表紙には、健康寿命に大きくかかわる「口の中」そのカギは「唾液」!」
唾液の驚くべき効果を知り、
唾液の出やすい体になる方法を教えます!
唾液が心身の救世主になる!
認知症も遠ざける!
◎赤ちゃんは唾液の出る量がとても多いのですが、年を取るに従い唾液の量は減っていきます。ブログ筆者は、古来より伝わる『医心法』や貝原益軒の『養生訓』も勧める、唾液を出して、意識的に飲み込む唾液健康法(咽津法)を早くから行っております。その為に81歳の今でも歯は表彰対象の20本ではなく、30本です。(親知らず3本ありました。途中で奥歯1本が抜けました)。この本の表紙に使われている赤ちゃんの写真はとてもかわいらしくていいものですね。
裏表紙のカバーには
「よく噛む」ことは」口腔機能の健康を維持し、心身の健康を守ってい
くためにもっとも重要な要素です。毎日毎食続けられて、健康効果を
得られる噛む回数、その目安となるのが「ひと口30回」です。ひと
くち30回づつ噛みながらゆっくる食べることで、脳内でヒスタミン
などにより満腹中枢が刺激され、食事の量が小量でも満腹感を感じ
るようになります。噛むことによる健康効果を引き出す「ひとくち30
回」は、厚生労働省でも理想とされています。(はじめに」より抜粋
◎噛む回数はいちいち数えていませんが、できるだけよく噛むようにしています。私の提唱する唾液健康法は、食べるときによく噛んで唾液を出すだけでなく、普段いつでも唾液が口中にあふれて、それを飲み込むようにしていく行法です。
はじめに
2019年の「平均寿命」は男性が81,41歳、女性が87,45歳。心身ともに健康でいられる「健康寿命」は男性72,68歳、女性75,38歳。
健康寿命を延ばし、不健康な期間「不健康寿命」を短くするのが重要。
健康寿命に大きく関わってくるのが「口腔環境」です。歯の重要性~残った歯の数、80歳で20本の歯を残す8020運動がある。
「オーラルフレイル」から「全身のフレイル」へ。
唾液には免疫物質や抗菌物質がたくさん含まれている。唾液には栄養因子や成長因子などが含まれている。~唾液がしっかり分泌されるような良好な口腔環境が、全身の良好なコンディショの決め手になるのです。
口腔環境の改善が認知症予防になる
脳と腸と口腔とは、どれが欠けても、心身のバランスが崩れてしまう関係にある。
噛むことにより健康効果を引き出す「ひと口30回」は厚生労働省でも理想とされています。
◎食事の時によく噛んで、唾液を出すだけでなく、日常不断に唾液を出して飲み込んでいるのです。(古来からの咽津ーいんしん―法〉と言います。中国では仙人になる1法だと言われています。
第1章、口の中に健康を守るカギがある!
「歯」についてもっと知る
「歯茎」についてもっと知る
「舌」についてもっと知る
『あご』についてもっと知る
第2章 唾液は最高の健康薬
唾液は食べやすく、まるめる食塊をつくる
リラックスしているときサラサラ唾液と緊張しているときネバネバ唾液
朝いちばんの唾液で健康状態がわかる
プラークが付いたままだと歯石ができる
唾液力の高い人は、免疫力も高く、腸内の消化力も高く、体の中の体液循環がうまくいっている。
第3章 認知症を遠ざける秘策
よく噛むと脳内の血流が良くなる
アルツハイマー型認知症の人は歯が悪い
よく噛むこと、0円でできる健康j法-唾液健康法と同じ
第4章 誤嚥予防、病気予防のために
「治療の前に口腔ケア」が医療界の常識になりつつある
高齢者の死因「誤嚥性肺炎」は歯周病菌で悪化する。
唾液の分泌の少ない人は「悪性リンパ腫」のリスクが高い。
第5章 無理なく自分でできる日々の口腔ケア
口の中を清潔に保つ方法
高齢になるほどたんぱく質が必要
歯科医の定期的チェック
歯ぎしりの治療が大事
終わりに―健康あってこそ
年を取ってから歯を失うとアルツハイマー病になりやすい。
◎唾液健康法の難点は、歯石がたまりやすいということです。朝、昼、晩と私は食後に3回歯を丁寧に磨いています。歯磨きは毎食後と就寝前に行うといいとこの本では書いてありますがそこまではやっていません。歯と歯の間の歯垢を取るデンタルフロスとピックスや歯間用ブラシを使っています。ただ毎日丁寧に完璧にとっているわけではないので、どうしても歯垢はつきます。月に1回歯科技工士さんと歯科医に訪問で来てもらい歯のクリーニングとフッ素を塗ってもらいます。
唾液健康法をやってみようという方が現れるといいのですが。
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