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2025年2月

2025年2月23日 (日)

異業種交流会、二火会に講師として、人間学研の本『人間って何ですか』の出版の話をしました、

 2025年2月18日に、久しぶりには異業種交流会、二火会の講師としてお話をしました。二火会とは、ずっと以前、三和銀行があったときに異業者交流会として銀行が事務局となって作られた会です。四谷の銀行の支店の会議室で例会が開かれました。しかし銀行が合併し、銀行として無駄な経費を払わないことになり,多くの会が解散する中で、わが会は独立した会として存続しました。そして私も一時は事務局の役目をしたこともありましたが、今から10数年前に脳出血をおこしてからは例会に参加できなくなり、自宅マンションの会議室のところで講師となり例会を開いてくれるときだけ参加しました。連絡は事務局の石橋さんから電話が来ましたが、メールはずっと届いていませんでした。私〈佐竹)からのメールは届くのです。仕方なくメールは妻のところへ送ってもらいました。そしてあれこれメールを使っているうちに、メールだけでなくインターネットすべてがつながらなくなってしまいました。

 それで息子に救援を頼みました。19日にはNIFTYのサービスに連絡して調べてもらいましたがつながらず。翌20日に再度、息子に来てもらい電話してもらいました。そして原因がわかりメールがつながりました。NIFTYは親切に対応してくれました。2月20日は私の82歳の誕生日でした。息子の奥さんも誕生祝の花とお菓子を持ってきてくれました。

 二火会については2015年5月15日に書いた、私のこのブログ、「二火会に久しぶりに講師として参加~新大久保の銀行の減少」が今日現在(2025年2月28日)にアクセス数、第6位に入っています。ここではかなり詳しく書いてありますので、興味ある方はぜひご覧ください。

◎その後2025年3月には2015年の記事が、アクセス数累計2位となっています。

 今回の二火会例会は自宅のマンションの集会室で、午後4時~6時まで、懇親会は新大久保駅近くの「ガゼボ」で行われました。講演会参加者は9名でした。話のテーマは「人間学研と本の出版について 『人間』って何ですか」でした。

話の内容は 以下、お話の資料

人間学研と本の出版について 『人間』って何ですか 

Ⅰ、人間学研究所等の歴史 No1  p1

 Ⅰ、人間学研究会など

 2、人間学研究所から総合人間学研究会そして総合人間学会

   参考 「晩年のカント」より  p2

       小林氏の人間学 柴田義松氏の教育的人間学

 3、人間学研究所から人間学懇話会へ

Ⅱ「こういちに人間学ブログ」

   2009年からブログ始める Nifty の「ココログ」

   アクセス累計約203万 記事1288 テーマ22

   2025年1から2月 アクセス数の多い記事について

Ⅲ「人間って何ですか」の出版の経過  p3

 1,ノートの記録 

    2022年5月20日から ノートNo1 

    本の出版を佐竹提案する

   ~   本の泉社から エクスナレッジヘ

  ノート No4~5

   ~   学文社で校正開始から工作舎へ

  ノート No6~7 工作舎社長による校正について

  ノートNo8  2024年1月20日 『人間』って何ですか 発行

  ノートNo9~10 2024年2月から ノート名『人間』って何ですか

  ノートNo11 2024年11月から 人間学懇話会ノートへ

 2,本の内容 1章から7章までの内容 簡単に紹介 4pから5p

 1章 人間学 人間学研究所と実用的人間学研究会

 2章 人間とは何か

 3章 人体と健康法

 4章 非科学的な思考批判

 5章 歴史と社会について

 6章 佐竹の個人史 新宿と大久保、百人町

 7章 顏の人間学について

 

◎ 本は4冊無料で新たに配布しました。すでに4冊は配布済みです。 

 始めは、1時間ちょっとでお話を終え、皆で討議を行うつもりでしたが

 私の話が長くなり、討議する時間が少なくなりました。

 9名参加で、私の知らない人は1名のみあとは前から知っている人でした。。

◎ 二火会の会長さんは、池森政治氏、ファンケルの創業者の弟さんです。お兄さんが社長で技術部門を池森政治さんがやっておられました。以前、流山や横浜のファンケルの工場見学に行かせてもらいました。

 ファンケルは2024年にキリンの100%子会社になりました。池森政治さんは長い間流山商工会議所会頭でした、10億円流山市に寄付したそうです。池森さんは長年の商工会議所への貢献と、流山市への寄付により、紺綬褒章と旭日双光章を差付けられました。資料によれば2020年のファンケルの株を110,2億円持っていると資料に出ていました。それをキリンに売られたのですから、10億は軽いものですね。

◎ 二次会は近くの多国籍レストラン「ガゼボ」で行われました。1名は帰られました。懇親会のみ参加予定の方は欠席でした。

 

2025年2月13日 (木)

岩城正夫氏と岩明均氏父子,アメリカ化した教育に対し日本独自の道、鶴見俊輔氏 弟さんの岩城保氏は舞台照明で脚光 2025年2月 追記更新版

◎今から6年ほど前に書いたブログで、大変反響のあったブログです。再び皆さんに読んでいただこうと更新してみました。
ぜひお読みください。
人間学研究所の本を出そうとしています。この記事も要約で出されます。 
2019年の7月に出された、「ヒストリエ11」がまだ〈2022年9月)、単行本化されていません。岩明氏の体調でも悪いのかしらと心配です。
岩城先生はとてもお元気です。
岩城正夫先生から、岸田秀氏の本に関しての感想をブログを書いたことに関してのお礼のお手紙をいただきました。またそのお手紙に同封されて岩城正夫、岩明均父子に関する鶴見俊輔氏の新聞記事のコピーも参考資料として送っていただきました。、いろいろ有益な内容がありますので皆さんにご紹介します。

 

現代のことば  鶴見俊輔  父から子へ 2007年の京都新聞記事

 

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京都新聞2007年の記事の一部です  以下その全文です
 作家金達寿をしのぶ会で、初対面の人が近づいてきて、「私は岩明均の父」ですと、あいさつした。

 

 作家の父からあいさつされたことは、私の生涯に、それまでなかった。岩明均は、私が感心している漫画家であるが、これまでに会ったことがない。会おうと試みたことはあるが、会ってくれなかった。ただ感銘だけが残っている。
その父親が、会ってからさらに10年近くたって、著書を送ってきた。
 岩城正夫著『セルフメイドの世界―私が歩んできた道』群羊社である。
◎ 追記 2025年2月13日に、岩城正夫氏の息子さんで、岩明 均(ペンネーム)氏の弟さんの、岩城 保氏のことを追記します。2024年に
行われた人間学懇話会での岩城先生のお話でも、紹介されました。詳しくは岩城 保 舞台照明と検索してください。
 岩城 保氏の著書として、「新・舞台照明講座」光についての理解と考察  レクラム社 があります。 
ビデオ版もあります。岩城先生の人間学講和会でのお話でも、よく話されました。お父さん思いの大変、優しい方のようでした。
◎参考資料

 

『セルフメイドの世界』については「こういちの人間学ブログ」をごらんください

 

「岩城先生から『鳴子こけし風ネコの木像』をいただきました、『セルフメイドの世界』について」   2015年12,30

 

 

2018年4月:追記  4月30日開催

 

「岩城正夫氏の講演会『人と技術』~器用と不器用~が開催されますぜひご参加ください」

 

 

 はじまりは、火を起こすことからで、私も、火は木の板を棒を摩擦して起こすということを、こどものころからころから本で知っていたが、この本は、これまで私が読んできた本と違って、失敗するというところからはじまる。

 

 原始人はどのように火を起こしたのか。痕跡から、その手続きをたどってゆく。

 

 この本を読み進むうちに、私は、なぜこの人の息子が『寄生獣』という、めずらしい本を書くに至ったかに、思い当たった。

 

 『寄生獣』の主人公新一は、突然に腕に宇宙からミミズのようなもの(ミギー)が入ってきて、わけのわからないままに、電気のコードで自分の腕を縛り、侵入を食い止める。教科書で習ったこともない、とっさの判断による戦いであり、共生の方法である。

 

 この漫画は私にとって目の覚めるほどおもしろい読書であり、85年生きてきた中で指折りの本である。

 

 こういう本が現れるまでの長い道のりが、父の著書『セルフメイドの世界』にはある。小学生のころ、国語の教科書で農政学者佐藤信淵(一七六九-一八五一)の何代にも渡る受け継ぎの話を読んだことがあるが、それを思い出した。

 

 原始人などといっても、現代のわれわれが考えるのは、あやふやな受け売りで、だいたいが自己教育のプログラムには入ってこない。だが岩城正夫―岩明均の場合、それは実現した。文明の手続きの中で、見失われる人間を見ることだ。

 

 もし私に余命があれば、父から息子への思想の流れを調べてみたい。             それは明治以後の教育史、敗戦以後アメリカ化した日本教育史の中で一つの逆の流れを作ることだろう。

 

 日本が政治と教育の領域にわたって米国の模倣に明け暮れているこの60年の中で,それはひとつの冒険への試みとなる。

 

 われらのUSA宗主国においては、1911年以来、ひとり生き残った先住民イシが白人社会に出てきたことから1つの動きが始まる。彼に対面した文化人類学者アルフレッド・クローバーから、まずその妻、さらに娘と二人の息子によって、米国とは違う考え方が、百年をかけて伝えられた。ことに、娘のル=グゥイン の書いた『ゲド戦記』は、米国で広く読まれ、日本語に訳され、映画になって同時代に影響を持っている。

 

 『セルフメイドの世界』から『寄生獣』への流れが、現代日本文化をつくりかえるひとつの力になることを望む。

 

 以上は同封されていた新聞の切り抜きをそのまま載せさせてもらいました。

 

 鶴見俊輔氏はハーバード大卒、母方の祖父は後藤新平。父の鶴見氏や弟妹も学者の一家です。日本にプラグマティズム導入し、「思想の科学」を発行しました。平和運動にもたづさわり、その後「べ平連」の設立、2004年に「九条の会の設立」などを設立しました。筆者もささやかながら、九条科学者の会に参加させてもらっています。

 

岩明 均氏について

 

 本名、岩城 均(ひとし)氏です。1960年7月生まれ、2016年の7月28日で56歳になります。和光大学は中退し、お父さんの最初の出版された火おこしの本の挿絵を描きます。確か新生出版の「原始技術史入門」1976年5月出版でしたでしょうか。今は人間学研究所に本が置いてあるので確認できません。人間学研究会ができたころ岩城先生も創立のメンバーでしたが、息子さんに自信を持たせるために、岩城先生が息子さん(岩明 均さんに)挿絵を描いてももらったんだっだと話していました。本の中に火おこしの方法やいろいろな火おこしの道具など多数の図版がありその技量に感心したものです。もうすでに均さんはその時から大変上手に挿絵を描いていました。そのあとも1985年に漫画家として自立できるまで暖かく見守っておられました。

 

 鶴見氏の文章でも取り上げられている「寄生獣」がものすごく大きな反響を呼びました。ブログ筆者もずっと「寄生獣」は読んでいました。結構残酷な描写があるのですが、それ以上にちょっと大げさですが哲学的に考えさせるところがあって、それが多くの人を引き付けているのでしょう。それ以後講談社の「月間アフタヌーン」を中心として、いろいろな漫画を発表していきました。ふつう有名な漫画となると多くのアシスタントを抱えるものですが、ほとんど1人で書いているようです。ですから作品数も少ないのです。ところで「寄生獣」は数多くの漫画賞を受賞し、2014年には映画化もされました。

 

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p142~ 新一の言葉―10巻から

 

生き物全体から見たら人間が毒で…寄生生物が薬ってわけかよ

 

誰が決める?人間と…それ以外の生命の目方をだれが決めてくれるんだ?

 

そうだ・・殺したくないんだよ!

 

殺したくないって思う心が…人間に残された最後の宝じゃないのか

 

p176

 

他の生き物を守るのは人間が滅びたくないから

 

人間の心には人間個人の満足があるだけなんだ

 

でもそれでいいしそれがすべてだと思う

 

人間の物差しを使って、人間を蔑んでみたって意味がない

 

p216 寄生生物ミギーのことば

 

道で出会って知り合いになった生き物がふと見ると死んでいた

 

そんな時なんで悲しくなるんだろう

 

そりゃ人間がそれだけヒマな動物どうぶつだからさ

 

だがなそれこそが人間の最大の取り柄なんだ

 

心に余裕のある生物 なんてすばらしい!!

 

寄生獣は紙で、(新装版全10巻と完全版全8巻)、電子書籍版全10巻とあります。なんと累計1500万部達成だそうです。 アフタヌーンKCDX,講談社刊

 

 2000年代からは歴史に題材をとった作品も多く出されるようになりました。「ヘウレーヌ」、や「七夕の国」、日本の武士を主人公とした「雪の峠」や「剣の舞」などもあります。最近では2003年からの「ヒストリエ」を連載中です。アレキサンダー大王の秘書官エウナネスを主人公としたものです。

 

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アフタヌーンKC 講談社 継続中です
9巻が2015年5月に出され、最新刊ですが1年半に1冊ぐらい新刊が出る感じです。10巻が待たれます。

 

私が書いた後漢初期の歴史小説『人相食む』も出版もしていないのですが、岩明均さんに描いてもらえたらなー、なんて夢想したこともあります。
 いずれにしても、誰でもが描けないような豊な発想・構想力のもとで、マンガをつくりだすには、単に真似事の積み重ねの秀才タイプには不可能なことです。これは、失敗しても失敗しても努力の積み重ねで、新しい発見を見出していかれるお父さんの岩城先生と共通性が見られところです。鶴見俊輔氏はさすがにそういうところを見出しておられます。

 

 ところで鶴見俊輔氏は残念ながら、2015年7月に93歳でお亡くなりになりました。

 

岩城正夫氏について

 

 1930年生まれ、東京教育大を卒業されました。ブログ筆者の大学の先輩となります。大学卒業後、教師やいろいろな職業につかれたそうです。科学史学会の事務局員もやったことがあり、科学史学会の役員もされました。教育学の柴田義松氏(現人間学研究所長)が女子栄養大学の教授になられた後、1969年動物学の小原秀雄氏と原始技術史の岩城正夫氏を招へいし、同じユニークな「人間学」のカリキュラムに組み込みました。

 

 1982年、小原氏と岩城氏により「人間どう見るか」シリーズ3巻出版(群羊社)、1985年1月から小原、柴田、岩城氏により「人間人にとって教育とは何か」シリーズ、群羊社などが出版されました。

 

 1985年5月第2次人間学研究会発足しました。小原、柴田、岩城氏と筆者の佐竹が中心メンバーです。それが中断後、1991年4月第2サタケビルが完成しその1室に人間学研究所準備室が作られ、第3次人間学研究会が発足しました。その後1993年岩城氏の提案により人間サロンを開始しました。さらに1999年人間学研究所、2002年総合人間学研究会の設立に岩城先生は常に重要な役割を果たされました。小原、柴田先生は御大ですが実質的に支えらえたのはいつも岩城先生です。

 

 岩城先生は実験考古学の新しい分野を開発されました。一番最初に取り組まれたのは「火おこし」の技術です。大変な失敗の連続の中から、簡単に火が付く方法を見つけ出されました。現在は「古代発火法検定協会」が作られ、その理事長を務められています。岩城先生は本当にいろいろなものにチャレンジされてきました。人間学研究会の例会でもいろいろ実演して見せていただきました。石器の再現、パン焼き器、紙巻きたばこ機なども実演されました。全部足すとかなりの種類になります。古代の弩の再現にも取り組まれています。詳しくは「『セルフメイドの世界』-私が歩んできた道」発売 群羊社、2500年、1300円、をぜひご覧ください。和光大学でも大変人気がある講義で、学生のレポートを見るのが大変だとおっしゃっていました。

 

 その本にも書かれていますが、日本の学会に権威主義がはびこり、実際はどうなのかということがおろそかになっていることです。またその権威もアメリカの権威が最大に偉いとなっており、英語で書いた欧米の科学誌に多く書いたものが最も評価されるという状態です。ユニークな取り組みはあまり評価しないような日本の学問の世界の状況です。

 

 岩城先生のお弟子さんの関根秀樹さんも、原始技術の実演と説明を何度も、人間学研究会から研究所へと現在までとお聞きしました。関根さんは和光大学で学生時代、古文書の解読などに取り組んでおられました。それが、岩城先生の講義を聞き、その魅力にいっぺんにとりつかれたそうです。そしてずいぶん前から人間学研究会をとおしていろいろな原始技術の実演とお話をお聞きしました。火おこしの技術は世界チャンピオンだそうです。岩城先生と関根さんの共著の論文「古代文献に見られる古代発火技術について」において、第2章の「古文献にみえる発火技術」で古代のいろいろな文献を出されているのは、関根さんの面目躍如というところです。現在伊勢神宮などで使われている「マイギリ式発火法」は比較的最近の発火法で、本来は「きりもみ式発火法」が古くからおこなわれていたということなどを明らかにしました。(この論文は、「セルフメイドの世界」に載っています)

 

 お酒はほとんど飲めないのに浦澄がおいしいお酒だと教えていただいて筆者は今でも好んで飲んでいます。関根さんのことは改めて書きたいと思います。

 

 ◎学会の状況ですが、日本の現在の総合人間学会などでも、ブログ筆者が書いた論文など、二回も頭から否定されるような状況がありました。岩城先生も総合人間学会には嫌なことがあり学会をやめたと言っておられます。筆者はマックス・シェーラーなどの哲学的人間学を批判しています。それが筆者の論文に現れています。しかし、初代会長は哲学的人間学の立場です。「私の本をよく読めば、こんな考え方になるはずがないのになー」といっていました。

 

 総合人間学会に入られた、筆者がこの先生はと思っている研究者のかたも次々にやめてしまっています。はじめは政治とは無関係でいようという初代、2代目会長の方針に反対された、バナールの『歴史における科学』を訳された鎮目恭夫先生などですが、他の方の名前は今はあげないでおきます。初代会長には柴田先生を強く推薦すべきだったと後悔しています。でも3代目の堀尾輝久会長には期待しております。

 

 最近のブログにも書きましたが、岩城先生から鳴子こけし風のネコやお地蔵さまをいただきました。今度は観音様に取り組まれるようです。細かい手の作業は脳の働きを活性化させます。岩城先生がいくつになられても積極的に物事に取り組まれるのは本当に頭が下がります。いつまでもお元気なのもそういう積極性だと思います。私もそうありたいものと思っています。

 

 岩城先生は86歳です。でもいつまでもお元気なのは、驚きです。 以前、階段を上がるのに2段ずつ上がるようにしているとお聞きしていました。いつまでそのように上がっておられたのか今も上がっておられるかはわかりません。頭をいつまでも若々しく働かしておられるのと、体を常にうまく動かしていくのは若々しさの必須事項です。食べ物も気を付けられているのではないかと思います。このさき、おそらくは100歳を超えてもお元気でしょう。筆者もそうありたいなと思っておりますし、「実用的人間学」にとっても、「元気で長生き」というのは、極めて重要な課題です。

 

◎私事ですが、ブログ筆者も頑張らねばと思い、今まで電動車いすになってから、足の筋肉が衰えているように感じましたので、1週間前から、室内にいると時は、モーターのスイッチを切っています。普通の車いすよりだいぶ重いので、手足だけで動かすのは少し大変ですが、筋肉を鍛える意味で、手動にしています。来年あたりには杖で出歩けるようになりたいものです。い
ヒストリエ10は、2017年3月に発売され、すぐ購入しました。11は2019年1月ごろとか。
発行がゆっくりで待ち遠しいです。
このブログへのアクセスが増えています。現在ベスト10に入りました。

ヒストリエ11は2019年7月発売されました

12は2024年6月21日に発売されました。

 

 

 

 

 

 

2025年2月10日 (月)

2025年2月9日(日)の新大久保駅周辺の賑わい 大久保通りの百人町1丁目地区のみ ハンバーガーNEW YORK オープン

 百人町は山手線と中央線とで大きく3つの地域に分かれていて、町会もそれにおうじて、東町会、中央町会、西町会、その他とわかれています

百人町東町会の地区は山手線の内側の地区で、古くはロッテの工場があり(現在は住宅展示場)現在は韓国系のお店が立ち並んでいる地区です。ブログ筆者の会社も以前は東京ガスの委託店でしたが、今では貸しビル業とレンタルスペース業となっています。Satake BIL1階はコスメ店・リ・メイク(RE MAKE)で、3階はカフェでURI CAFE、4階はヨガ教室、5階はレンタル・スペース アズサとなっています。2階は以前は韓国のグッズ店でしたが、2025年 ハンバーグショップのNEW YORKに変わりました。

このビルから4軒先は、西大久保公園通りで大久保地区となります。

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2階部分 ハンガーバー NEW YORK 1月18日 オープン 座席80席 ハンバーガーの数により4種

 韓国風のハンバーガーとのこと。新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル2階

 食べログ得点 3,08

 ハンバーガーの数、1、~4で値段が変わってくる形・

 入り口がわかりにくいとのことです。

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新大久保駅のすぐ近くからセブンイレブンのところまで

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同じところを新大久保駅側より 写しました。

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この辺りの店頭で飲食物を売るお店が多く、店の周りは人が通れないような混雑となります。

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ここは大久保通りの大久保地区 ソウル市場

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ここは、大久保通りの大久保地区です。いわゆるイケメン通りの入口です。狭い道に人が密集しています。突き当りは職安通りです。この辺りでひどく込むのは新大久保駅からイケメン通りまでとイケメン通りの地区です。

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2025年2月 8日 (土)

「こういちの人間学ブログ」 修正版 ブログ第1号を2025年に 追記して更新しました。

[こういちの人間学ブログ]と人間学研から人間学懇話会への略史 

 (追記 2019年訂正版 

  2025年2月 再度修正版 設立から 60年が経過しました)

 

 私は、学生時代から人間学を研究し、もう60年になりました。(2011年では46年です.さらに2021年では56年になります 2025年 60年)会社経営をしながら、研究をつづけ、人間学研究所などもつくり、すでに20年(同じく22年)になります。66歳になり(68歳-82歳)、仕事も辞め、人間学に専念しています。人間学といってもいろいろあります。大学の講座から、単なる人生論まで。私の場合は、実用的人間学というのを提唱していまして、要は人間に関する知識を、どう実際によりよく生きるために使うか、ということに興味を持っています。

以前は、月に二回ほど、新大久保にある、研究所で、二つの研究会をやっていました。

2024年に「人間」って何ですか、という本を出してから1年が経過しました。

ひとつは、研究者中心の教育人間学部会。ひとつは私のやっている、実用的人間学研究会です。実用的人間学研究会は30名ほどの会員がいて、10名ほどがいつも参加しています。7月には「血液型人間学」について、6月は「後漢初期の建武、永平の治」とはでした。(ちなみに2011年10月実用的人間学研究会例会は第37回で、「日本人のルーツと顔のいろいろ」というお話を私(佐竹幸一)がお話しします)

◎2019年8月3日(土)追記

「こういちの人間学ブログ」(以前は「面白」という言葉を入れていましたが、今は抜いております)も、書き始めて、ちょうど10年になります。冒頭の文章で、人間学の研究を始め44年になりましたと書きましたが、、その後ちょうど10年が経過し54年、また人間学研究所を作ってから30年になります。ブログ筆者の年齢も76歳になりました。

◎2024年4月より

 人間学研究所並びに実用的人間学研究会は人間学懇話会となりました。

 

◎2022年7月  

  佐竹年齢 79歳から  2025年2月 82歳

  人間学研究所 教育人間学部会 会員会員数27名

       実用的人間学研究会会員数14名 (一部重複有)

   前所長、柴田義松氏はお亡くなりになり、次の所長の岩田好宏氏は退所。

   他にも亡くなられたり、高齢のために退会されたため,メンバーは大幅に減少しました。

   以前は月2回の例会でしたが、現在は月に1回です。

人間学懇話会 会員数 25名 例会 2月に1度開催

 

以前の記事

私は人間すべてについて、広く浅く勉強しています。また、後漢初期を書いた、膨大な小説『人相食む』を書いていますが、なかなか完成しません。また特に、わたしが興味を持っているのが、占いや超能力について、宗教問題、あとは、人相手相などについてはは、相当本格的に批判的に検討しています。いろいろな悩みがあっても、今簡単に相談できるところはありません。それで、占いや、新興宗教などに、ひかれることが多いのですが。私は、人間学全体を学んだ、「人間に関するゼネラリスト」がたくさんいて、気軽に相談に乗れるようになればいいのだけれどと思っています。これからいろいろ書いていきますので、ぜひ感想をお願いいたします。

 

人間学研究会~の歴史 

 1,「人間学」分科会 

        1963年12月 佐竹幸一、関東生物科懇談会〈生懇〉の部会に、

       『人間学』分科会を作る。

   当時、ブログ筆者 佐竹幸一 東京教育大学 

        生物学科動物学専攻2年生、4年生の時 生懇の代表となる。

   哺乳類学者の小原秀雄氏とお会いして、人間学の必要性

        を話し合う。 

 2、第1次人間学研究会

   1965年4月16日 人間学研究会始まる。小原秀雄氏会長 

         佐竹幸一 事務局長 例会月2回 人間学ニュース発行

   1967年5月 解散 一部で作った人間論研究会は1970年9月まで

 3、第2次人間学研究会

   1965年 女子栄養大学に人間学研究室ができる。

          柴田義松、小原秀雄氏、岩城正夫氏

   群羊社 で『人間学シリーズ」出版

   1985年 人間学研究会 上記3氏と佐竹 その後解散

 4,第3次人間学研究会

   1991年4月 第2サタケビル2階に 人間学研究所準備室できる 

           第3次人間学研究会

   会長 小原秀雄氏、副会長 柴田義松、佐竹幸一 

          事務局長 岩城正夫氏

   1993年4月 実用的人間学研究会できる 佐竹提唱

   1993年10月 人間学研究会を人間サロンに 岩城氏提唱

   1996年 両会合併 実用的人間学研究会

   1998年6月 人間学研究会と実用的人間学研究会に戻す

5,人間学研究所設立

   1999年4月1日 所長 柴田義松 名誉所長 小原秀雄 

           副所長 岩田好宏 事務局長 佐竹幸一

   所員 14名 所友 60名 54名

   例会 教育的人間学部会 実用的人間学部会 各月1回

        2000年12月 「人間学研究所年誌」第1号

   2002年 「総合人間学会準備室」~「総合人間学研究会」

   2006年5月 「総合人間学会」できる

 

   2021年10月 『人間学研究所通信91号』最終号

   2022年3月10日 『人間学研究所年誌2021』最終巻

   2022年 新コロナで活動停止

   2023年7月25日 人間学研究所 第167回例会 最終回

6,人間学懇話会設立

   2024年4月 第1回懇話会

       2025年2月 第5回懇話会例会    

 

人間学研究所  169-0073  2022年7月現在

    東京都新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル 3階 

     現在は場所を変更しております 

    新宿区百人町3ー1-5 西戸山タワーホームズノースタワー。

 

    所長 旧 柴田義松 東京大学名誉教授  教育学 (柴田氏逝去により)

       旧 岩田好宏 子どもと自然学会顧問 教育学 生物学

       新 森岡修一  大妻女子大 名誉教授 教育学

    副所長  里見 脩

    名誉所長 小原秀雄 女子栄養大学栄誉教授 動物学 逝去

         岩田好宏

    専務理事事務局長 佐竹幸一

    実用的人間学研究会会長  佐竹幸一

         副会長     杉山靖夫

    

 人間学懇話会  2024年4月より

     世話人

         佐竹幸一  森岡修一  里見 脩  杉山靖夫  

    

    ◎メールアドレス お問い合わせは下記メールまで

       pcr92240@nifty.com 

 

  著作物

  「人間学研究所年誌」

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    人間学研究所年誌 2000号(創刊1号)

                2000年12月1日

    人間学研究所年誌 2017号(通巻15号発行) 

                2019年3月

    人間学研究所年誌 2021号(通巻19号発行)

                   最終号

  「人間学研究所通信」

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    人間学研究所通信(Humanology ) NO 1号   1999年6月

    人間学研究所通信 NO84号  2019年6月

    人間学研究所通信 NO91号  2021年10月7日号 

                    最終号

        

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    『人間』って何ですか 工作舎  2024年1月20日 発行 

                       2600円+税

      編著 佐竹幸一  森岡修一  里見 脩  杉山靖夫

                 著者 岩城正夫  高橋喜代治  西田隆男  白村直也 

         松本 孚  野本雅夫  木村廣子 上杉徳治郎

         壇上 新 

 

    ★ お問い合わせは 佐竹まで 090-6549-2677

 

 

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