22年前、弘兼憲史氏が人間学研究会例会に来られ「黄昏流星群」の取材に 筆者も今この話と少し似たような状態になりました
今から22年前の1998年8月29日の人間学研究会の例会が行われ、笑い学会の副会長で産婦人科医の昇 幹夫氏が例会の講師に来られました。この当時の人間学研究会は現在の1999年4月に設立された人間学研究所になる前の1993年4月に作られたものでした。場所は第2サタケビルの2階でした。
昇 幹夫氏は1947年生まれ、鹿児島県出身です。産婦人科医と忙しくしている中で笑いの効用についていろいろと講演に回っておられました。あとで「元気で長生き研究所所長」、健康法師とも名乗っておられます。今度の講演の前には1997年の夏に15名のがん患者とともに登り、多くの患者がその後も生存していることが分かりました。人生において生きがいを持ち、思いっきり笑い、泣くとがんも克服できることを証明しました。
当日人間学研究会では30名近い参加者で満員の盛況でした。当日は漫画家の弘兼憲史氏も今度かく漫画の取材のために参加させてほしいとの連絡があり例会に来られました。例会の状況を写真にとっておいたものがあります。
立っているのが講師の昇 幹夫氏、左に顔が写っているのが弘兼憲史氏。
横長のフィルムで写した例会の様子。
例会終了後の懇親会の様子。この当時の研究所には12000冊の蔵書がありました。
当日、昇氏から購入したサイン入りの本
「笑いは心と脳の処方せん」
昇氏のサイン入りです。発行 リヨン社 発売二見書房 1359円+税
昇氏の写真と紹介文
鹿児島県出身で、当実用的人間学研究会副会長の杉山靖夫と出身が同じで、いろいろと懇親会で親しく話されていました。
「黄昏流星群」8巻 七夕7年会 弘兼憲史氏 1991年6月1日 初版 2015年版
「我が星の果てるまで」1~5まで の第1巻の表紙
主人公は中小企業の社長 佐竹誠一
身体の不調から
友人の医者に健康診断の結果を話し、再検査を受けます。
その結果胃に腫瘍が3つ。放置して半年、持って1年だ
と言われる。
入院するかどうかで、入院しないで死ぬ前にあっておきたい友人3人
を車で探しに行くことにする。
主人公は佐竹誠一。弘兼氏が私の名前佐竹幸一からつけたと聞きました。
訪問した3人のうち、1人はすでに死亡。1人はちょうど葬式の日に訪問する。
最後の1人、昔あこがれの1年後輩の下級生を訪ねる。
思いっきり楽しい日々を過ごす
半年後友人の医者を訪ねると
3人を訪問しているうちにがんの症状が進まず、かえって好転していた。
そのあたりについて詳しい友人の医者を紹介しようといわれる。
昇先生とそっくりの顔に書かれています。
昇先生と思われる医師に半年の間に思いっきり笑ったり、泣いたりしたそんな
経験がありましたかと問われ状況を話す。
医師の話
免疫の担当細胞は白血球の仲間のリンパ細胞です。その中の1割を占めるのが
ナチュラルキラー(NK)細胞です。つまり天然の殺し屋ととでも言いましょうか。
NK細胞ががん細胞を見つけるとまるでさめが獲物を食いちぎるように
襲い掛かって殺していきます・人間の体は本来自力で病気を治す能力があるんです。
NK細胞は楽しいことや大笑いすると突然数が増えて活性化します。
また楽しいことだけでなく、大泣きしても活性化しますと。
◎ブログ筆者の場合 大腸がんの状態は、ステージ1、腹腔鏡手術でS字結腸
を切除すれば完治するとの話です。これは安心しました。ところが心臓の検査で
心筋梗塞が起きてもおかしくないと言われ、12日土曜日にエコー検査を受けました。
18日に結果が分かります。どうも次々に難題が降りかかります。
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