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自然と歴史

2017年4月25日 (火)

米アースデー、米政権に抗議 正義の味方?の地球温暖化論者と日本のマスコミ

 歴史上、誤った認識が支配し、正しい考え方が弾圧されてきた例は、たくさんある。
1つは天動説と地動説である。キリスト教の権威に支えられた天動説は、ガリレオなどの地動説を弾圧してきた。ダーウインの進化論もやはり初めは弾圧された。今でもキリスト教の1派は神による創造を信じています。
 最近の論争は地球温暖化問題である。「人為的二酸化炭素地球温暖化仮説」普通、これを略して「地球温暖化論」と呼ぶ、一方それに対して様々な角度からその理論に対しての疑念を表明する立場を、「地球温暖化懐疑論」と呼ぶ。
 ゴアが地球温暖化の危機を叫び、ノーベル賞を受賞したころは「地球温暖化論」はピークに達した。ブログ筆者もゴアの「不都合な真実」のDVDを買ってきて、地球温暖化の危機を感じたことがあった。
 一方では、気象学者の根本順吉氏の、「CO2が地球温暖化の原因であるというのは誤りである」という話を聞いていました。
 ところが、アメリカのトランプ大統領の登場により、少し風向きが変わってきた。アメリカの共和党はもともと「温暖化論懐疑派」であった。前大統領のオバマ氏は熱心な地球温暖化阻止論者であったが、大統領が代わりがらりと様子が変わってきた。
 ロシアのプーチン大統領も「懐疑派」である。宗主国のアメリカ大統領が「懐疑派」になり、日本政府と地球温暖化論者には痛手である。
 しかし、こと温暖化に対しては、安倍自民党政府も、前民主党政府も、温暖化論者であり、マスコミも日経も毎日も赤旗も、CO2削減を声高に叫ぶ。おそらく読売、朝日、産経もそうであろう。
 日本においては地球温暖化阻止を叫ぶことが正義の味方であり、懐疑論者は炭素を増やす悪徳業者に味方する悪の学者たちとその仲間ということになっている
『科学のための行進』が「アースデイ」の4月22日に、アメリカのワシントンをメイン会場に、世界600か所以上(主催者発表)で行われました。日本でも4月22,23日(土日)に開催された。
◎主会場の代々木公園には毎年10万人が集まるそうですが。その様子を書いたものが見当たりません。
 毎日、日経、赤旗の4月24日(月、朝刊)の記事を比較しながら、日本のマスコミの立場を明らかにしたい。
毎日新聞の記事
5面社説
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米国の温暖化対策見直し
排出大国の責任忘れるな
 世界全体で協調し、地球温暖化対策に取り組むことを定めたパリ協定に逆行する行為だ。世界第2の温室効果ガス排出国の責任が問われる。~
各国はトランプ政権の身勝手な対応に踊らされず、団結して、温暖化対策に取り組んでいくべきだ。
 そもそも、米国の石炭産業の衰退は市場原理に従ったものだ。米国内では、石炭火力発電はガス火力発電よりコストが高い。再生可能エネルギーも低コスト化が続き、この分野の雇用者数は石炭産業を上回る。
 米国が温暖化対策で主導権を手放せばインドや中国などの新興国の存在感が高まる。
温暖化対策の後退は米国の国益を損なう。日本は各国と連携して米国に軌道修正を働きかけるためにも、自らの目標達成に向けた道筋をしっかり描く必要がある。
1面の記事
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地球を科学を守れ、アースデー 米政権に抗議 ワシントン 國枝すみれ
ホワイトハウス前には15000人が集まった。主催者発表
『科学は本物、トランプは偽物』、「トランプ政権は科学を攻撃している」
トランプ大統領は「経済成長が環境保護を加速させる。雇用は重要だ」と持論を発信し、環境政策を見直す考えはない姿勢をしめした。
◎デモに参加する人々は、温暖化論で利益を得ている科学者、環境保護団体などが集まっています。
 毎日新聞は社説にも書き、1面に, カラー写真付きで報じています。温暖化論はもう確定した科学的事実だという立場で報じています。知らない人は、温暖化論は正しくて科学的事実だと思い込まさせられます。そして毎年1兆円からの膨大な予算を温暖化防止?にかけていることの無駄を知らせないようにしています。
日経新聞の記事
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4面 4段 科学者抗議デモ  ワシントン川合智之
科学者らはホワイトハウス前で「温暖化は事実だ」「科学を黙らせることはできない」「米国に賢さを取り戻せ」などのプラカードを掲げ、行進した。主催者発表では科学者デモは世界の600か所強で実施。トランプ氏は温暖化を「でっち上げだ」と主張するなど科学軽視の言動を繰り返している。科学技術予算を大幅に削減する方針を示し、科学者団体や環境団体などが懸念を表明している。
◎温暖化をでっち上げだと主張することが、科学を黙らせることになるのでしょうか。温暖化(人為的二酸化炭素地球温暖化仮説)=科学軽視という公式はあくまでも温暖化論者だけに通用するもので、いろいろな言説、資料を見るたびに温暖化論こそが非科学的だ思えるのですが。でも日経新聞が一番記事が少ないのです。
しんぶん赤旗の記事
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14面トップ
科学に基づく政治を、世界600か所で学者ら行進
アースデイ"温暖化でっち上げ”発言に抗議
(ワシントン=池田 晋 写真も)
気候学者のマイケル・マン氏ら各地の大学教授や研究者らが次々にステージに上がり「科学の否定は民主主義の否定だ。地球規模の気候変動は真実だ」「科学との戦争はやめよ」などと訴えました」参加者は「沈黙ではなく科学を」「(地球に代わる惑星Bはない」「地球をもう一度偉大に」と訴えるプラカードを掲げ行進。
世界最大規模の学術団体、米科学振興協会(AAAS)も支援団体に名を連ねました
「トランプ氏が所有する高級別荘の)マールアラーゴだって水没する!」と書いたプラカードを手に行進した米海洋大気局(NOAA)の男性職員は「政権は関連省庁のポストに充てていると同僚からも心配の声があがっている」と批判しました。
◎カラーで大きく載せています。この赤旗の記者、池田晋氏は手放しで、温暖化論を支持する立場から書いています。また編集部もそれを支持している。ともかく「温暖化で別荘が水没する」なんて言うプラカードのことを無批判で記事に書く無知さには驚くほどです。すでに二酸化炭素はどんどん放出されているのに21世紀には地球の気温は上がっていないこと。今後むしろ気温が下がる可能性が高いことなど知っているのでしょうか。CO2の増加により温暖化より地上の緑が増加していることなども、知っているのでしょうか。
 日本ではこのようにして官民挙げて、党派の違いを超えて温暖化論の立場です。温暖化論は日本の財源を大量に無駄遣いしています。どこかの党派が温暖化論懐疑論に回らないものでしょうか。
15年後に地球が寒冷化?太陽の観測からー地球温暖化の歪曲から、田中宇氏
2017年4月26日追記 「イチロウ」さんのコメントをぜひお読みください。
 イチロウさんから、貴重な資料のコメントをいただきました。ぜひお読みください。
環境省の2014年施行28年に最終税率の決まった「地球温暖化対策税」について、2件
2013年の112年ぶりのエジプトに積雪 スフインクスが真っ白
2016年11月に東京に54年ぶりに初雪
2030年までに地球はミニ氷河期入りか,2015年7月、バレンティナ・ザーコバ教授が発表
田家氏の小氷期における日本の飢饉の発生
追記、イチロウさんに教えていただいたDIAMOND ONLINの表を出させてもらいました。
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専門家でも主張真っ二つ!
温暖化・異常気象をめぐる4つの論争
1、ミニ氷河期論争
 天文学者vs 気候学者
2、南極の氷増加論争
 NASA(米航空宇宙局)vsIPCC
3、ハイエイタス論争
 温暖化懐疑派vsNOAA(米海洋大気庁)
4、ホッケースティック論争
 温暖化懐疑派vs古気候学者
 

2017年4月15日 (土)

唐沢孝一さんから「季節の生き物観察手帖」が送付、面白いし自然観察にぜひ

「季節の生き物観察手帖」が送られてきました。
 2017年4月14日、「季節の生きもの観察手帖」という本が贈られてきました。この本の刊行のご案内と、NPO法人自然観察大学の学長唐沢孝一さんのあいさつ文が同封されていました。
 本は日本の細やかな自然を見る素晴らしい目と心としての二十四節気七十二候についての日記形式でその時期の動植物の写真と共に書かれています。自然観察大学のメンバーが見つけたそれぞれの時期の動植物の名前と場所が書かれています。日記形式の空欄には、自分の観察を書き込めるようになっています。
 自然観察に出なくとも、各節気の説明は面白く、それを読むだけで面白くできています。
 本によれば、4月15,16日は二十四節気では清明の末候で七十二候は虹始見(にじはじめてあらわる)で、4月16日はユキヤナギ開花(ぐんまこどものくに)、ツバメ営巣開始(市川市マンション壁面)など、9つの記事が載っています。4月17,18,19日も同じ時期で、4月20日からは、二十四節気で穀雨となり、七十二候は葭始生(あしはじめてしょうず)だそうです。二十四節気は見たことはありますが、七十二候は知らないものが多いのです。ちなみに清明の前は春分、穀雨の後は立夏です。
 本の冒頭のあいさつで、唐沢さんは「二十四節気・七十二候は、細やかな季節の変化を受け止め、農業や漁業、年中行事や民俗あるいは俳句や季節のあいさつなど、日本人の生活に深く浸透してきた。また、開花や結実、渡り鳥の飛来のような生物の周期的な活動と季節との関係を研究する生物季節学(フェノロジー)とも深くかかわっている。二十四節気・七十二候を意識することにより、自然観察の楽しみが増え、新しい発見や感動的な出会いに恵まれるにちがいない。さらに、日々の観察事項をこの手帖に記録し、自然の動きを楽しんでいただきたい。」と述べておられます。
 興味のある方は是非お読みください、またほかの方にご紹介いただけたらと思います。
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本の表紙 企画・編集 NPO法人自然観察大学となっています。
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二十四節気ごとに、その季節の概略が書かれています。穀雨は4月20日から5月4日ころ
その前の清明は4月4日から19日ごろまでです。
 ちなみに二十四節気は
立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、 
立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、
立秋、処暑、白露、春分、寒露 、霜降
立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒
です
いくつわかりました?ちなみにブログ筆者は、雨水、清明、穀雨、芒種、寒露、霜降は初めてでした。
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 分かりにくい写真でごめんなさい
追記:4月16日 日経新聞朝刊
 偶然、新聞に三越と伊勢丹の広告が載っていました。裏面の連載記事の下の目立つところです。季節と踊るとして、オニール・八菜さんの「24節気」をイメージしたダンスととともに、季節のメッセージを送ります、となっています。
 
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4月15日から19日ごろの動植物の写真
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4月17,18,19日、様々な植物が開花し、動物が初見されます。空欄には自分の観察日記を。
追記:唐沢孝一さんからのメールに、この欄に、子供さんやお孫さんの生年月日を入れ、また両親などの命日の日を入れられるとのことでした。たしかに大切な日を季節の移ろいと関連付けるといいですね。私もやってみます。
自然観察大学のフィールド
見沼田んぼ、谷津ミュージアム、野川公園
おすすめ観察地の一覧表も載っています。
NPO法人自然観察大学
〒110-0016 東京都台東区1-26-6(植調会館)
03-3833-1822(全農教内)
学長 唐沢孝一
「季節の生きもの観察手帖」
  2500円+税
2017年4月27日 初版
NPO法人自然観察大学
企画・編集委員 委員長 唐沢孝一
発行(株) 全国農村教育協会
 03-3833-1821
e-mail: hon@zennokyo.co.jp
 唐沢孝一氏は、ブログ筆者と東京教育大学(現在は無し)動物学専攻の同窓生です。同級生16名のうち4名が動物生態学で、筆者と唐沢孝一氏は同じ生態学専攻です。唐沢氏は高校の教師の傍ら、都市鳥研究会を立ち上げ会長となったり、この自然観察大学の取り組みを始めたり、精力的に活動しておられます。学生時代から本を出され、多くの本を出版し、テレビなどにもよく出ておられます。人間学研究所にも本をたくさん送っていただきました。いろいろな分野で精力的に活動しておられる唐沢さんに敬服いたします。
2017年4月22日、追記
『季節の生きもの観察手帖』(NPO法人自然観察大学HP)
 こちらに鮮明な画像が出ています。ぜひご覧ください。
 すみません。うまくつながりません。
「自然観察大学ブログ」
これもつながりません。すみません直接検索してください。
 

2017年4月13日 (木)

地球温暖化問題に関する略史と図書の状況を見て感じたこと

はじめに
 2017年6月の人間学研究所の例会で、お話をするために準備をしています。
そのために、地球温暖化問題の論争の簡単な経緯についてと、それに関してのいろいろな資料の一覧表を作ってみることにしました。
 IPCCの動き、日本政府の動きについての概略について書きましたが、それにつれて、日本において、どのような本が出版されてきたかを調べてみました。
「地球温暖化」に関する簡単な歴史と、もとになる資料について
「地球温暖化」というキーワードで、国立国会図書館の蔵書リストを見ると、2017年4月段階で本6089冊となっています。その1ページ目の最初は、政府刊行物の「地球温暖化対策推進大綱2002」で、ほかに地方公共団体等の資料が極めて多いということがわかります。それぞれの機関の年次報告だけで膨大な量になります。
 アマゾンや楽天では通販商品の一覧表があります。アマゾンで「地球温暖化」ということばで検索すると822件でした。楽天では1625となっています。それぞれ、本の写真、はじめいろいろな項目がわかります。アマゾンのほうが1ページで多くの本が載っているのでプリントアウトして年表に転記していきました。実際にパソコン画面に出てくるのは20ページまでで、1ページに24冊。480冊ですが、その中には本以外のものも含まれていて、本だけとしては約400冊ほどです。また重複した本もあります。楽天では1ページに出てくる書物数が少なく、アマゾンで調べることにしました。
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 アマゾンのリストでは1ページに27冊の本が写真付きで出てきます。9冊が紙1枚にプリントアウトできるように印刷しました。書名、発行年月、種類(単行本、大型本、kindle,版など),著者、価格などが載っています。出版社名は載っていません。
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上記は国立国会図書館の書籍リスト。キーワード「地球温暖化」で検索。
  資料種別・2017年4月現在
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資料種別
本、6088冊、記事論文、84、児童書175、デジタル資料1939件、障碍者用1、立法情報204件でした。他にデータベースが国立国会図書館で2583件です。
 所蔵館は国立国会図書館が2583冊、公共図書館2284冊です。
出版年
 88年はわずか8冊、89年に76冊,91、92年が190冊ほど、しばらく80冊程度がつづく。
96年149冊、97年332冊、98年前半ピークの471冊。その後2007年ごろまで100冊から200冊代が続く。2008年にピークの458冊、2009年の396冊。2011年の300冊以後100冊から200冊程度。2015年、153冊、2016年、143冊。最近はだいぶ減少してきている。
前半のピークは1997年京都議定書が締結された年と翌年で、後半のピークは2008年にIPCCとゴアにノーベル平和賞が授与された年です。
分類内訳
総記、29件、哲学10件、歴史37件、社会科学230件、自然科学656件、技術1886件、産業194件、芸術11件、言語、1件、文学4件などに分かれています。科学の3倍近い冊数を誇る、技術の多さが目立ちます)
 2017年4月9日でのアマゾンの資料などに基づき、資料にリストした書物は286冊でした。そのうち温暖化懐疑論の立場のものは72冊。温暖化説ならびに不明なものが214冊です。これはあくまでもおおよその目安であって厳密なものではありません。あくまでも傾向を見るための資料としてご覧ください。なお政府刊行物、地方公共団体の出版物などは除きます。
 まとめたものは、下記をご覧ください。全部で11ページの資料です。まだもれている書物などはたくさんあるかもしれません。随時付け加えていきます。
「人為的二酸化炭素地球温暖化説をめぐる論争資料」
地球温暖化説に興味を持ったいきさつ
「人為的二酸化炭素地球温暖化仮説」について、その矛盾点を強く意識したのは、著名な気象学者の根本順吉氏が、以前人間学研究所のメンバーになっていただき2度ほど、人間学研究所でお話していただいたことによります。今その資料は人間学研究所にありますが、研究所のある3階まで階段で上がれず、確認できません。しかし根本氏の著作はほとんど人間学研究所の書棚に保管してあります。
 いずれにしても、断じて、地球の気温変化は主に太陽の活動で生ずるものであり、二酸化炭素によるものでは無いと話されていたのが印象に残ります。
その件に関しては、1990年のIPCCの第一次報告後に書かれた、1994年発行の「超異常気象」根本順吉、中公新書に詳しく書かれています。
 また、2010年5月20日には第23回実用的人間学研究会例会において、「気温の変化と人間の歴史―二酸化炭素は温暖化の主たる原因か」というテーマでお話をしました。2011年5月の、第33回実用的人間学研究会では、ブログ筆者が、「二酸化炭素地球温暖化説と原発問題」というテーマでお話をしました。
地球温暖化論争の最近の状況
 日本における「地球温暖化」問題についての論争では、勢力においては圧倒的に「地球温暖化論」が優勢で、「地球温暖化懐疑論」は劣勢である。
 官民挙げて「地球温暖化論」であり、政界でも自民党から共産党まで「地球温暖化論」支持である。政府機関はあげて、二酸化炭素低減に取り組み?膨大な資金をつぎ込んでいる。学会でも主力は「地球温暖化」派である。環境保護団体も声高に「温暖化阻止」を叫んでいる。各新聞、報道機関も「地球温暖化」派である。
 たとえば日本やドイツなどは、低燃費のガソリン自動車の開発などにより、大幅に売り上げを伸ばしている。産業界にとって、地球温暖化は金を生むいい口実となっている。
 「地球温暖化論」の書物を見ると、各行政組織をあげて様々な本、資料の多さに驚く。また子供向けの書物も多数出版され、温暖化で、「シロクマがかわいそうだ」と。小さいときから刷り込まれるようになっている。
 しかし、2015年に出版された深井 有氏の「地球はもう温暖化していない」(平凡社新書)はこの状況を鋭く、批判追及している。本の冒頭のまえがきに、「二酸化炭素が増えて、地球を温暖化している。このままでは大変なことになるから、皆でお金を出し合ってCO2を減らそう。というわけで国連主導のこのキャンペーンに毎年数十兆円のお金が使われている。だが待てよーと私は思う。『これは果たして正しいのだろうか?」と書かれている。
 また、日本は税を毎年4兆円かけている。また政策による逸失利益を加えると、負担は1世帯当たり20万円になる。
最近の変化-懐疑論派が少しづつ力をつけてきている
 大きな変化は、一つには、アメリカのトランプ大統領の登場である。もともと共和党は「地球温暖化懐疑論」であり、アメリカ政府の方向転換は、「地球温暖化」論にとって大きな痛手である。
 また、学問的にも、スベンスマルクの「不機嫌な太陽」(2007年原著、2010年邦訳)の出版は、懐疑論派に有利となっている。地球の気温に太陽が最も大きな影響を与えることの根拠を示したのである。
 最近の2チャンネルの論調でも懐疑論派が優勢となっている。以前は懐疑論派のブログ筆者をきちがいじみて攻撃するものがいた。
 しかしながら、「地球温暖化論」派の利権構造は、政、財、官、学、あらゆる方向に広がっており、それを崩していくのはなかなか難しいことであろう。
「地球温暖化問題に対して、私のブログに書いてきたことーリンク集」
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2017年3月26日 (日)

地球温暖化問題に対して私のブログに書いたことーリンク集 追記版

 

 前に書いたブログを、2012年5月12日にその後書いたものも加え、更新しました。その後2017年の6月に、人間学研究所の例会で、地球温暖化問題でお話しするため、さらにその後に書いたブログの項目を書き加えて、2017年3月に更新しました。

 2012年にこのブログを書いたころには地球温暖化の問題については、2チャンネルなどではいわゆる懐疑派はまだ少数という感じでした。その後5年後の現在では「温暖化懐疑論」のほうが優勢というように感じられます。

 (2012年ころには)この一連のブログに対しては、コメントや、2チャンネルで、人を誹謗中傷するコメントや書き込みがありました。現在は、削除してありますが、昔のものは例としてわざと残してあります。いろいろな名前をつかっておりますがすべて同一人物と思われます。

私が、2011年6月8日に書いたブログ、「迫りくる太陽の異変 近い将来気温が下がる?」は17件と多くのコメントが付きました。最近では10月13日付のコメントがありました。今までに私が書いた地球の気温に関するブログは以下の通りです。

(2011年10月30日 このブログにもご覧の通りの7件のコメントがあります (こういち親衛隊2件、投稿者なし2件 こういち2件    11月8日13件になりました)

地球温暖化問題に対して私の書いたこと、

2017年4月25日

「正義の味方?の地球温暖化論者と、日本のマスコミ」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2017/04/post-1f57.html

2017年4月13日

「地球温暖化問題に関する略史、図書の状況を見て」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2017/04/post-cbc6.html

2017年3月17日

「地球温暖化論、トランプ大統領否定 今年の人間学例会の話は温暖化論批判を」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2017/03/post-b9b6.html

2017年2月20日

『不機嫌な太陽』好意的な書評、米田一成氏~」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2017/02/epa-5dbb.html

2016年11月

「統計開始以来初の都心での積雪 将来の寒冷化 ブログアクセス増」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2016/11/post-1dd4.html

2016年3月19日

「人間学研年誌2015、倉田氏の論文要旨 二酸化炭素地球温暖化説について」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2016/03/2015-48f6.html

2016年2月

「15年後に地球が寒冷化 太陽の観測 地球温暖化の歪曲 田中 宇氏」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2016/02/15-3493.html

2016年1月

地球温暖化に歯止め 二酸化炭素地球温暖化説で説明不能 大寒波襲来」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2016/01/post-54d4.html

2015年2月15日

「原発、シェールで不要に 原発支持者はCO2地球温暖化仮説よりどころに」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2015/02/post-7cel.html

2013年1月8日

地磁気減少で寒冷化?化石に証拠  北場育子氏など

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2013/01/post-d7bd.html

2012年9月

「コズミックフロント 地球の銀河系の中の動きが地球の気象に影響する」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/09/post-1fc3.html

「地球温暖化問題に対して私の書いたこと」2012,5

 この文章に追記して2017年3月に更新しました。

2012年5月12日

「太陽の異変 地球寒冷化の可能性?プライムニュース 常田佐久氏と長沼 毅氏

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/05/post-a418.html

2012年4月25日

「私の書いた『二酸化炭素地球温暖化説批判』のブログに対して掲示板での攻撃について」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/05/post-4d39.html

2012年4月20日

「原発容認=二酸化炭素地球温暖化説に打撃 太陽の異変 小氷期の到来か」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/04/post-1727.html

2011年6月15日 

「地球の気温に影響を与える要素を順に,二酸化炭素わずか」、

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/06/post-pb88.html

(コメント kyoujyu,投稿者なし、各2ほか3件 合計7件)

2011年6月19日

「(二酸化炭素温暖化説)バスターズと槌田 敦氏の名誉棄損問題」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/06/post-2d68.html

2011年6月8日 

「迫りくる太陽の異変 NHK~近い将来気温が下る?」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/06/nhk-eda7.html      

(コメント 投稿者なしさんが9件 とら猫イーチさんが3件

 私のコメントが8件 その他4件で11月8日現在 24件です)

2011年4月26日

「石原知事脱原発批判、保坂展人氏に対抗した~二酸化炭素説脱却を」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/04/post-a2b5.html

2011年3月17日

「二酸化炭素地球温暖化説と原子力発電所」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/03/post-49b3.html

2010年6月11日

「地球温暖化の原因は 立川志の輔ふしあなから世間」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.cm/koitiblog/2010/06/post-3381.html

2010年4月13日 

「地球は今後温暖化ではなく寒冷化して小氷期にはいるかも」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2010/04/post-30b8.html

2010年4月2日 

「気候と文明の歴史」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2010/04/post-0a8e.html

2010年4月2日 

「地球温暖化は二酸化炭素のせいか 気候ゲート事件」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2010/04/post-b161.html

追記 このサイトにもご覧のようにコメントがあります。

◎このコメントの数は2012年5月段階でのコメント数です。

それぞれにコメントがありました。この問題に関しての論争が激しいことを思わせられました。そしてその中にはかなり感情的な、と思われるコメントもありました。

 今日、私が所属している、JAPAN SKEPTICS という、『超常現象』を批判的・科学的に究明する会の学会誌(2011 Vol.20 No2)が届きました。

 最初にかかれているのは、前会長の安斎育郎が書かれた「原発事故に自省を込めて思うこと」でした。この文章は改めて紹介します。そしてシリーズとして、テレビでおなじみの大槻義彦氏の「オカルト漂流記」というコメント集が毎号のせられています。そこに地球温暖化問題について、私が以前書いた内容と同じような文章がありました。無断転載はお断りしますということですが、特別にお許しを頂いて、その部分を紹介させていただきます。

以下大槻義彦氏の文章です

地球温暖化問題に対して、気象物理学の専門家の多くは、新聞で報道されているような、典型的な意見を述べている。これが国連や世界の政府、特にヨーロッパの政府に大きな影響を与えている。                                           しかし、地球物理学、宇宙物理学の分野の専門家の一部はこれに反する見解をもっている。それは次のようなものである。

 1、現在、地球温暖化にすすんでいるわけではなく、むしろ寒冷化に向かっている(小氷河)

 2、COは、温暖化に決定的な影響を与えていない。むしろHOなどのほうが重要かもしれない。

 3、地球に降り注ぐ宇宙線の影響が温暖化にとって重要である

もちろん、以上の気象学分野以外の異なる意見でも、文明が野放図にCOを出し続けることを許して良いということではない。

 しかし、上記の見解(1)・(2)・(3)に関して言えば、すべて科学的根拠に基づいている。つまり、すべて学会関係者の論説・論文に基づくものなので、非難、批判されるいわれはない。

 特に(1)に関しては論文が多数出ている。(2)に関しても根拠になるデータが最近発表された。しかしこれに関しては論文の数が限られており、その限りで大気上空のHOが『重要かもしれない』という文章にした。これは『COが重要であるという観測結果が明らかにされた』としてもかまわない。

 (3)の太陽からの宇宙線が温暖化にとって重要であることは、宇宙、天体物理学の人たちが述べていることである。宇宙線の中でも電離宇宙線が重要で、これが空気分子をイオン化して水蒸気(微小水滴、エアロゾル)を発生させ、これが雲の発生を招くというメカニズムである。

 温暖化に関しては、オーソドックスな気象学者とそれに批判的な地球物理学者、宇宙天体物理学者では極めて険悪な論争になっている。特に気象学者殻の反論には感情的なものもある。科学の真実は冷静な対話からしか生まれないことを思い起こしてほしいものだ。

 私が言いたいことを、ちょうどうまくそのまま書いてくれているのでうれしくなり、転載しました少し蛇足で付け加えるなら、1で、小氷河と書かれているのは小氷期のほうがいいように感じました。あと、空気分子ではなく空気の中の分子のほうがいいのではなど、という感じがしました。細かいことですが。

 最後に書かれているように、二酸化炭素地球温暖化説を擁護する人たちは、私のブログでも「てめえは、ちゃんと英語の論文読んでいないだろう」とか「よくわからん素人は黙ってろ」みたいな、かなり感情的なコメントがなされているので、大槻氏の文章に強く共感した次第です。

2017年3月17日 (金)

地球温暖化論トランプ大統領否定。今年の6月人間学例会の話は温暖化論批判を

1、アメリカで、温暖化論否定の動き
A 2017年3月13日(月)の日経新聞夕刊に、「パリ協定『悪い契約』・米環境保護局長官発言、温暖化対策後退」という記事があった。記事に依れば。
 温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が風前の灯だ。ブルイット米環境保護局(EPA)長官は9日、米CNBテレビのインタビューでトランプ大統領が離脱を公表していたパリ協定について「悪い契約だ」と指摘。EPAが二酸化炭素(CO2)排出を規制すること自体も疑問視するなど、温暖化対策に後ろ向きな政権の姿勢を改めて強調した。
ブルイット米環境保護局長官が見直しを検討する規制
。火力発電所の二酸化炭素排出規制
。自動車の燃費基準
。シェールガス・オイルの採掘規制
。大気・水域への汚染物質の排出規制
 「CO2が地球温暖化の主な原因とは思わない」とブルイット氏は持論を展開した。多くの科学者は、人間の活動で排出されたCO2などの温暖化ガスが温暖化を引き起こしたとみる。米航空宇宙局(NASA)1月は世界の平均気温が19世紀後半から1,1度上昇したとして「CO2などの人為的排出が変動の主因だ」と指摘した。
 ただブルイット氏は「人間の活動が気候に与える影響の規模については意見が大きく分かれる」と疑問視した。同氏はエネルギー業界とのつながりが深く、環境規制の撤廃を求めてEPAを10回以上訴えている温暖化懐疑派の代表格だ。
ブルイット氏はEPA縮小の旗振り役も担う。米メディアによると、職員の20%にあたる3千人を解雇し、81億ドル(約9300億円)の現行予算を25%削ることを検討している。EPAが
B トランプ大統領の誕生で、温暖化対策は死ぬのか 毎日新聞2017年3月14日夕刊2面
特集ワイド 今後は中印主導?「全廃無理でも骨抜き可能
トランプ大統領の発言
 「気候行動計画などオバマ政権の全政策を撤回する」
 「気候変動分野への無駄な支出(国連の温暖化対策への支払いを含む)を全廃する。そうすれば今後8年で1000億ドル節約でき、国内のインフラ整備に使える。
 「気候変動ほど意見が割れるものも珍しい。(人間活動の影響は)関連性はあるとは思う。
 何かはある。どの程度かによる。企業にどれほどのコストが発生するかにもよる。
 パリ協定からの脱退は今検討している。
 気候行動計画などの有害で不要な政策を撤廃すれば労働者の賃金が今後7年で300億ド ル以上増加する。米国の国益に敵対的な国からのエネルギー独立を実現することを約束する。
 
 世界1排出量の多い中国は「地球を救おうという精神より、自国で化石燃料の公害が広がり、毎年ぜんそくなどで100万人以上の死者が出て、各地でデモが広がっているという事情が大きい。だから後に戻れない。国際会議の場で温暖化対策に前向きな姿勢をとり続けるしかないのです」
 「中国とインドは環境汚染がひどい。なのでトランプ氏をまねて石炭依存の道に戻ることはもうできない。~脱化石燃料は国を維持するためにも必要なんです」
この中国とインドの環境汚染対策は、温暖化ガス以前の問題です。
 それに対して、日本などで、ガソリンを使わないためだとして燃費のいい車を開発することはいいことです。しかし電気自動車に多額の政府の援助を出すなどは無駄遣いなのです。そして最後は温暖化させない?という原発の利用などと結びつけるのはおかしいのです。原発は原発の温度を下げるため大量の水を使い、それが膨大な熱を発生させるのです。
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毎日新聞の記事
2017年3月29日 追記 日経新聞3月29日朝刊11面
米の温暖化対策規制 撤廃へ大統領令 トランプ氏が署名へ パリ協定に黄信号
 トランプ大統領は28日、地球温暖化対策のためにオバマ前政権が導入した複数の規制を撤廃し、国産エネルギーの生産を促す大統領令に署名する。(テレビによれば署名) 
 各国が進める温暖化ガスの排出削減に逆行する指示で、米の後ろ向きの姿勢が世界の気候変動対策への逆風となる可能性がある。
 トランプ氏が撤回するのは、火力発電所に二酸化炭素排出削減を義務付ける「クリーンパワー計画」。
 オバマ前大統領は政権の看板政策として多数の環境規制を導入。パリ協定の締結・発効も主導したが、トランプ氏は温暖化に懐疑的な姿勢を表明。
 トランプ大統領は国連の温暖化対策プログラムへの資金拠出も止める意向を示している。世界第2の温暖化ガス排出国アメリカの方針返還で~パリ協定に黄信号。
日経新聞2017年3月30日5面、11面
「パリ協定 形骸化も」、「温暖化規制撤廃へ米大統領令」「日本政府先行き注視」
オバマ前政権の打ち出した「クリーンパワー計画」。米国内の火力発電所の二酸化炭素排出量を2030年までに05年比で32%削減。
パリ協定
 190以上の国・地域が参加し、2016年に発効した。
産業革命前からの気温上昇を2度未満、出来れば1,5度に抑える方向で努力することにしている。米国はパリ協定で「温暖化ガスの排出量を2025年までに05年比で26~28%削減」との目標を掲げた。日本の温暖化ガス削減目標は2030年度に13年度比26%減。
 米国は温暖化ガスの排出量が中国に次いで2位。オバマ前政権の積極姿勢が協定発効を後押しした経緯がある。ただかっての京都議定書からの離脱を表明するなど、温暖化対策には消極的とみられることがある。
4月4日追記 毎日新聞夕刊 温室ガス25年わずか6%減
 トランプ大統領の大統領令により前政権の温暖化対策が全く実行されない場合、米国の温室効果ガス削減計画が「達成できないことはほぼ確実」とする分析結果を、科学者らでつくる国際NGO[クライメート・アクション・トラッカー(cat)」が発表した。
 26から28%削減する目標を掲げてきたが「6%の削減にとどまる」と指摘している。
オバマは石炭火力の新設を事実上不可能にした。トランプ大統領は「停止か修正か、取り消す」よう環境保護局に命じ、石炭の採掘規制も緩和する。
 米国の政策変更でパリ協定が骨抜きになることが懸念される。
 ただし、CATは「クリーンパワー計画の廃止には多大な手続きと時間がかかるうえ、太陽光や風力発電などの低コスト化で、市場は再生可能エネルギーにシフトし始めている。大統領令で大幅に化石燃料の使用が増えるかは不透明だとも指摘している。
 
2、最近購入した本
温暖化問題を勉強するために購入した本。
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不機嫌な太陽ー気候変動のもう一つのシナリオ ”The Chilling Stars” 2007
H/スベンスマルク、N,コールダー 桜井邦朋監修・青山 洋 恒星社厚生閣 2800円+税
2010年3月10日
◎この本の書評についてのブログは
1、”不機嫌な太陽”好意的書評・柴田一成氏、2、~EPA廃止
/
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「地球はもう温暖化していない」科学と政治の大転換へ
ー気候変動の主役はCO2ではない太陽だ
日本の常識は世界の非常識
20年近く進んでいない温暖化のためにあなたは毎年20万円も盗られている
深井 有 2015年10月15日 平凡社新書 820円+税
この本はとても参考になります。改めて紹介いたします。
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「地球温暖化」神話 終わりの始まり 渡辺 正 丸善出版 1800円+税 2012年3月5日
3冊読み終わったら改めて新しい本を読んでみます。
「地球温暖化論に批判的な書物一覧」
地球温暖化仮説に対しての批判的な書物の一覧表が載っています。IPCCの報告のあった年も参考に載せました。
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3、今年(2017年)の人間学研究所での発表は「地球温暖化問題」で 
 ブログ筆者は3年ほど前に脳出血を起こし、人間学研究所の例会にも参加できにくくなりました。しかし、今住んでいるマンションの集会室に来ていただいて話をさせていただいています。また年誌にもエッセイを書かせてもらっています。お話については「視床出血の病気の状況について」、「ネアンデルタール人などと私たち人類」、「どこまで人間と見るか」です。年誌のエッセイは病気の事ではなく、「こういちの人間学ブログについて」でした。あとの年は例会でのお話と、年誌の記事は同じでした。
 2017年度の例会でのお話と、エッセイの内容は「地球温暖化問題」にしようと思っています。
 日本では学会はじめ、各政党の政策でも、「地球温暖化」は人為的二酸化炭素により、世界の気温が上昇するということになっています。気象学会系は多大な研究費を政府に出してもらえますから地球温暖化説一色です。でも同じ気象学者でも。、故根本新吉氏は断じて二酸化炭素説に反対でした。根本氏には人間学研究所のメンバーになっていただき、例会でお話も直接うかがっております。
 また、日本でも宇宙物理学者の多くは、二酸化炭素よりも太陽のほうが大きな影響を与え、太陽活動が衰えてきている今後は寒冷化のほうが心配だと言っています。
 スベンスマルクの研究と書物は、太陽がいかなる仕組みで地球の気象に影響を与えるかについて明確な答えを出しました。
 深井 有氏が言うように、無駄なことに毎年20万円も盗られているという事実があります。しかし、アメリカのトランプ大統領の誕生で大きく世界の方向が変わっていきそうです。トランプ大統領の政策には賛成できないものもたくさんありますが、こと温暖化対策に関しては賛成です。
 これに関していろいろな資料をよく読み、考えを深めたいと思います。とりあえずここにあげた3冊を物にします。
 また、必要なことを追記します。
4月26日追記
人間学研究所例会
6月22日(木)午後6時より
「CO2地球温暖化仮説について」
講師: 佐竹幸一

2017年2月20日 (月)

1、"不機嫌な太陽”好意的書評、柴田一成氏、2、新、米環境長官、EPA廃止へ

 2017年2月19日(日)の毎日新聞朝刊に、人為的二酸化炭素地球温暖化説に対して、否定的な記事が2つのりました。
 一つは、日曜に毎週掲載される、「今週の本棚」のなかの、「この3冊」欄に、柴田一成氏の選んだ、「太陽」をテーマとした本3冊の1冊が、”不機嫌な太陽”です。
 柴田一成氏は1954年12月生まれ、京大卒で、現在京大、花山天文台長を務めておられます。花山天文台には、「太陽磁場活動望遠鏡」が設置され、太陽の活動の変化については優れた研究をされています。
・ 
3冊の本は、
1、”不機嫌な”太陽ー気候変動のもう一つのシナリオ”(スベンスマルク、コールダー著 桜井邦朋監修、青山 洋訳・恒星社恒星閣・3024円)
2、有翼日輪の謎(斎藤尚生著、中公新書)
3、果てしなき流れの果てに、(小松左京著、ハルキ文庫・864円)
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柴田一成氏のイラスト 南 辛坊氏による
特に1、についての紹介は全文を書いてみます。
柴田一成氏の書評
 太陽の黒点数が少なくなると地球は寒冷化する。17世紀半ばから70年間ほど黒点が極めて少ない時期があり、地球全体が寒冷化していた。さらに木の年輪中の炭素14(炭素の放射性同位元素)の量から数千年間の黒点数の変化が推定でき、黒点が少ないときは地球は寒冷化していたことがわかっている。ただしそのメカニズムは全くわかっていない。この謎に果敢に挑戦したのがH・スベンスマルクである。彼は地球全体の雲の量と地球に降り注ぐ宇宙船の量に密接な関係があることを見つけ(1997年)、黒点数減少→宇宙線量増加→雲量増加→地上での太陽放射減少→地球寒冷化、という道筋があることを示した。確立するにはまだまだ多くの研究が必要であるが、魅力的な仮説である。
 その仮説発見の物語を一般向けに開設したのが『”不機嫌な”太陽』(2010年)である。太陽風の予言などの功績で京都賞を受賞したパーカー博士による「まえがき」が秀逸だ。スベンスマルクの研究が地球温暖化政策と相容れないことから研究費を保証されない立場に追いやられたことが書かれている。それどころか、太陽黒点と気候変動の関係について先駆的な論文を76年に書いた高名な太陽物理学者のエディも同様な理由で職を失ったのだそうだ。著者を応援しようというパーカー博士の気持ちがよく伝わる。
 斉藤氏の本は、皆既日食の 時に見えるコロナの形は、黒点数が少ないときは鳥が羽を広げたように東西に長い形を示し、黒点数が多いときは丸くなる。
 小松左京氏は07年に京大花山天文台に見学に来られたことがある。小松さんの小説を読んでいたら、太陽黒点の異常活動による人類絶滅の危機の話が出てきてびっくりした。その後12年に太陽によく似た星にスーパーフレアを大量に発見した。太陽のスーパーフレアによる人類文明社会の大災害の可能性が否定できなくなったのである。
「新任 環境長官は危険」  「揺れる世界」
 ブルイット氏 保護団体が警戒
 毎日新聞、2月19日、7面
 米環境保護局(EPA)長官に、オクラホマ州司法長官を務めたスコット・ブルイット氏が17日就任した。EPAの規制が企業活動を圧迫していると主張してきた点を踏まえ、環境保護団体の間に「史上最も危険な長官」(米シェラクラブ)と警戒感が広がった。産業重視のトランプ大統領の姿勢と合わせ、世界の温暖化対策が停滞する恐れがある。
 ブルイット氏は温室効果ガス規制などの撤回を求めEPAを相手に何度も裁判を起こしており、環境保護に前向きな姿勢を示したとは受け止められていない。
 トランプ氏は17日の演説で「石炭業界を苦しめる規制を取り除く決議に署名した」と述べ、産業を重視した環境政策の転換に本格的に乗り出す姿勢を強調した。下院にはすでに「EPA廃止法案」が提出されている。トランプ氏が選挙戦で訴えたEPAの廃止や職員の大幅削減に向けた環境が整いつつある。
 複数の環境保護団体は、テレビCMやネットを通じ、「就任は大災害。地元選出議員に反対票を投じるよう働きかけよう」とのメッセージを送っていたが、実らなかった。
 『不機嫌な太陽』の原著は、"The Chilling Stars A Cosmic View of Climate Change"です。
スベンスマルクは、デンマークの国立宇宙センター所長です。
「スベンスマルク効果」についてはWIKIPEDIA に依れば、否定的な見解となっています。書いた人しだいで評価は変わります。
 共著者のN,コールダー氏はニューサイエンスシストの編集長を務め BBCの科学番組の脚本などを手掛けています。『人間この共謀するもの』みすず書房の著者でもあります。
 この本に関しては、2012年1月に、NHKのサイエンス・ゼロで放送され、大きな反響を呼びました。
 「人為的二酸化炭素、地球温暖化仮説」は、各国の政府がこぞって推奨し、IPCCや、元アメリカ副大統領のゴア氏などが、ノーベル平和賞をとりました。
 日本でも、「地球温暖化仮説」は環境保護とかいう観点で、自民党から共産党までこぞって推奨しています。しかし、アメリカのトランプ大統領の出現で、少し様子が変わってきました。
 化石燃料の使用を減らし、自然エネルギーを増やすということは、別に悪いわけではありません。しかし、二酸化炭素を出さないからと言って、原発を推奨する理由とすることは許されません。二酸化炭素が地球を温暖化させるのではなく、温暖化すると二酸化炭素が増えるのです。原因でなく結果です。気候に最も影響が強いのは水蒸気=雲ですが、これをコントロールするのは難しく、コントロールしうる?二酸化炭素だそうです。
 また原発は発電に際して大量の熱を発生し、少しも温暖化を止めるわけでもありません。最近は原発に対する風向きは悪くなり、国策に応じ、原子力を経営の中心に据えようとした東芝は今や倒産の危機にあります。アメリカではシェールガスがどんどん作られ、コスト的にも原子力は合わないものになっています。天然ガスによるコージェネレーションシステムやコンバインドシステムは、燃費も安く、環境にも優しいシステムです。
 国策として原子力にこだわる日本政府は、岩城正夫先生が以前言われたように、原水爆を日本で作るために用意しているとしか考えられません。原発を止めると決めたとたん、原発は資産から膨大な負債へと転じます。他の発電所は簡単に止められますが原発には膨大な処理費用が掛かります。
 最初の記事に書かれているように、IPCCに関係する学者や様々な利権関係者は、「~温暖化説」に対しての懐疑論や不利な学説をいう研究者に対し様々な圧力を加えていますが、今度のトランプ大統領の登場で少し風向きが変わって来るでしょう。
 
今までに、ブログ筆者が書いたブログへのアクセスが増えています。参考までにどうぞ。
「原発容認=二酸化炭素地球温暖化説に打撃 太陽の異変 小氷期の到来か」
2012年4月20日
「コズミックフロント 地球の銀河系の中の動きが地球の気象に影響する」
2012年9月
「15年後に地球が寒冷化 太陽の観測 地球温暖化の歪曲 田中 宇氏」
2016年2月

2016年11月26日 (土)

統計開始以来初の都心での積雪-”将来の寒冷化”のブログアクセス増

2016年はじめと今回の寒波は北極振動による
・ 
 2016年11月24日(木)に、東京都心で、11月としては1875年(明治8年の)観測史上初めての積雪がありました。気温も最高気温2℃、最低気温1℃という低さでした。
 筆者の住んでいる新宿区でも、かなり本格的な降り方で、午後も雪が降り続き雪が積もりました。
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 毎日新聞の11月25日の朝刊1面には、中野駅の周辺の住宅街の屋根に白い雪が積もっているのを写した航空写真が載っていました。
 25日は快晴で素晴らしい天気ですが、最高気温10℃、最低気温2℃と低めでした。
 この寒さは「北極振動」という地球規模の気象現象によるものです。
 北極振動(AO)や、北極振動指数(AOI)とは、1998年に提唱されたもので、北極から寒気が噴き出すメカニズムを解明したものです。この現象は極渦と言い、南極では南極振動がおこります。この変動の要因の一つは太陽活動だと言われています。
 また、今年の中米沖合、赤道周辺の海水温が低くなる、ラニャーニャ現象も影響しているといわれます。
 2016年の気候の状態を見ますと、年初から異常な寒波が襲い、2016年の1月24日に奄美大島で115年ぶりに雪が降るという寒さがありました。2016年1月16日にも東京に降雪があり、5センチが積もりました。台湾の山に雪が降り、上海も寒波が襲いました。アメリカの東海岸も歴史的な降雪がありました。これらは北極振動によるものです。
人為的な二酸化炭素増大による温暖化説は怪しいのでは
 法人税15%にトランプ氏の公約
 人為的な二酸化炭素増大による温暖化と騒いでいますが、極渦や太陽活動の変化などのほうが影響力が大きいように感じます。大体二酸化炭素より水蒸気=雲の発生状況の影響が最も大きいと言われていますが、こちらは人為的にコントロールできないので、コントロールできる?二酸化炭素なんだそうです。今年の9月、10月の天候不順は水蒸気=雲の影響です。
 TPPと騒いで強行採決などをしている安倍内閣は馬鹿みたいです。アメリカのトランプ次期大統領は大統領に就任した時にTPP交渉から離脱すると明言しています。アメリカが抜けてはもうTPPは成り立ちません。最初にトランプ氏に会いに行った安倍首相は、トランプ氏を説得するなんて言っていますが、とんでもないことで、本来ながら、自慢げにこんな成果があったというのでしょうが、国会でも、何も言いません。厳しい内容だったのでしょう。アメリカに従属した子分としての日本がアメリカに物申すなんて考えられもしません。
 法人税を15%にするとトランプ氏は言っていますが、すでにアメリカの多くの多国籍企業が15%のアイスランドなどに本社を置いています。15%になればアイスランドを離れ、当然アメリカに戻ってきます。アイスランドは多国籍企業が抜け出すと困ったと言っています。
 日本でも大企業はいろいろな特典で実質の税率は低くなっています。ともかく世界的に税ほかの不平等が広がり所得格差も広がっています。
2013年、アメリカに入るべき法人税が900億ドル(9兆円)だそうです。ところがアメリカの大企業500社のうち5か国以上の国に子会社を持つ多国籍企業は外で儲けた利益のわずか2,3%の税金しかアメリカに払っていないそうです。たとえば2010年にアメリカの巨大企業GEは、1兆4200億円の利益を上げていながらアメリカには法人税を1円も払っていないのです。
 トランプ氏は不動産王として有名な大富豪ですが、多国籍企業に比べ税金を多く払っているのかもしれません。法人税率を下げてもタックスヘイブンの国は困るでしょうが、あまりアメリカの税収は減らないのかもしれません。日本でもアメリカでもずいぶん不公平がまかり通っています。
 人為的二酸化炭素地球温暖化説も共和党もトランプ氏も反対しています。この国際会議もアメリカが離脱しては成り立ちません。この説で利益を得ようとしている国々や企業は打撃を受けることでしょう。TPPもそうです。
 共和党の政策は、全体として白人層・保守層を支持基盤とした政党ですが、TPPや温暖化問題に関しては、こちらのほうがいいと思います。
 
2016年から2017年にかけて今後の気象状況はどうなるのでしょうか。
 2016年の9月の東京の天気ははじめは晴れの日もありましたが11日から一日もまともに晴れず、曇りか雨でした。10月もふつうは天気が良くなる月なのに20日も雨か曇りでした。あまりの天候不順で野菜が育たず、値段が高騰しました。
 筆者の体調も、気圧の低下、天気の不良により悪くなりました。その状況はブログにも書きました。(8月から体調不良と書いています)
・ 
 2016年の冬から2017年の初めにかけて厳冬が予想されています。
 
実際にどうなることでしょうか。
2016年2月の下記のブログをご覧ください
アクセス急増のブログは、2016年2月のものです
「15年後に地球が寒冷化ー太陽の観測から 田中宇~」
◎ すみません。うまくつながりません。
11月26日でこのブログの今月のアクセスが230件ほどになっています。
◎2016年2月と6月3日に太陽黒点が0になっています。
アメリカの海洋大気庁(NOAA)では、2019年から20年に太陽活動が極小を迎え、2030年までにミニ氷期に突入すると発表しています。
 

2016年3月19日 (土)

人間学研究所年誌2015・倉田氏の論文要旨、二酸化炭素地球温暖化説について

「人間学研究所年誌2015・NO13」に掲載された、倉田 眞氏の論文

「気候変動・温暖化、大気汚染とCOP21」 (p81~p91)について、

1ページほど補足の文章を入れさせていただきました。

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自宅で毎年咲かせている胡蝶蘭です。

 倉田氏の論文は、「二酸化炭素地球温暖化説」の是非を問うのではなく、佐竹の補足を参照されたいp90と書いておられます。そして、パリ協定が、各国の利害調整、妥協の結果として不十分、限界を数多く内包している。定期的に削減状況などを厳しく検証、チェックしないと「仏作って魂入れず」で京都議定書の二の舞になりかねない。

 世界中の新聞・マスコミはCOP21を大々的に報じた。しかし、一週間もたたずに関連ニュースは見事に消えてしまった。~どこかの総理は毎晩高級ホテル、レストランをはしごして歩く。地球存亡の危機が叫ばれているとは思えない享楽と楽観の風景だ。これでは庶民に省エネ、節約をいくら呼び掛けても響かずCO2削減などとてもおぼつかないだろう。立ち止まって地球を見つめなおさないと人類は今世紀末にはとてつもない困難に直面するのではと危惧する。p91

「7_1.pdf」をダウンロード

倉田氏の論文の要旨です。ご覧ください。                 

 倉田氏はこのように真剣に考える必要を説いておられます。

「二酸化炭素地球温暖化説について」

 人間学研究所年誌2015に書いた文章です

         佐竹幸一

  内容は下記をクリックしてください。

「1.pdf」をダウンロード

 

 「二酸化炭素地球温暖化説」は 、あくまでも一つの仮説であって、科学的に誰もが認める定説ではありません。

 しかしながら、「二酸化炭素地球温暖化仮説」は、日本においては、各政党を問わず、正しいという前提のもとに議論、また政策として取り上げられています。そして、学説の是非よりは、温暖化仮説で利益を受ける企業、並びに発展途上国の援助の名目で多大なお金が支払われています。何かと問題になる、ツバルなどの海水面の上昇の問題による島の危機の問題も、飛行場建設による地盤沈下、海の汚染によるサンゴ礁の消滅などが原因であるといわれています。

 歴史上、二酸化炭素に関係なく、気温の上下は起きていました。またそれによる海水面の変化が起きていました。寒冷期に、日本列島は大陸と陸続きになり、縄文期の高温期には縄文期の海進がおき、海水面が上昇し関東地方の奥のほうまで海が入り込んできました。

 アメリカにおいては、民主党が「二酸化炭素地球温暖化仮説」を支持しています。ところがエネルギー業界などの支持を受けた共和党は「二酸化炭素地球温暖化仮説」を否定しています。一般の政策的ではアメリカ民主党のほうが、まだましですが、こと「二酸化炭素地球温暖化仮説」に関してだけは、アメリカ共和党のほうが、良いと思っています。

「こういちの人間学ブログ」2016,1

「地球温暖化に歯止め?二酸化炭素地球温暖化説では説明不能、大寒波襲来」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2016/01/post-54d4.html

人間学研究所年誌2015、佐竹エッセイ、「ネアンデルタール人などと私たち人類

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 2016年3月10日発行
「人間学研究所年誌2015、NO13」にエッセイとして投稿した文章をブログに掲載いたします。
テーマ
「ネアンデルタール人などと私たち人類」
 
  p116~p123
      佐竹幸一
・表紙
 文章の 内容は下記をクリックしてください
 今までに、「こういちの人間学ブログ」に書いてきたことを8ページにまとめたものです。
個々のテーマについては、ブログをご覧ください。
 
 ネアンデルタール人並びに同時代に現生人類と共存していた人類、デニソワ人(ネアンデルタール人の1種とする説も),赤鹿人、フローレス人などについては、「こういちの人間学ブログ」をご覧ください。

2016年2月26日 (金)

東京のカラスが激減 唐沢孝一さんの「都市鳥研究会」調査,唐沢さんテレビ朝日に

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唐沢孝一さんから、メールがありました。

2016年3月3日、テレビ朝日で、朝7時から7時30分の間、延期されていた、「2015年都心のカラス調査」が放送されました。以下は番組の内容です。

 東京におけるカラスを5年ごとに数えているのは、都市鳥研究会です。都市鳥研究会は唐沢孝一さんが1982年に立ち上げました。会員数は全国に120名。現在は顧問となっています。都市に適応して数を増やしている、カラスやスズメなどを研究している団体です。絶滅したトキも昔は都市鳥でした。唐沢さんは東京教育大の動物学専攻で、筆者と同じ動物生態学のグループでした。唐沢さんは昔からいろいろな本(95冊)を出版され、本を人間学研究所に寄贈していただきました。

都市鳥研究会ホームページ

 urbanbirds.eco.coocan.jp/

幅広く唐沢さんの取り組みを紹介したもの

 「唐沢孝一のページ」(カラサワールド)があります。

 興味のある方は是非ご覧ください。

 

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カラスの個体数の変化です。2000年にピークとなり、18,664羽でした。(3か所のカラスのねぐらに帰るカラスの数。この3か所以外にもカラスの巣はありました)その後だんだん数を減らしています。(2015年は4,816羽でした。)

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渋谷における、ゴミの出す場所とカラス。渋谷、新宿特に大久保地域に韓国系の店が多くなり、そのごみをあさるカラスが増え、それについては筆者もブログに書いたり、テレビに出たりしました。

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石原都知事のカラス捕獲の取り組みと、兵糧攻めが効いてきた。

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唐沢さんの話で詳しく話されました。カラスも適正な数がいるのは、問題ないし、むしろ必要だと話されていました。

 

 東京新聞2016年2月22日の夕刊1面トップにカラスの記事が載っていました。

 東京教育大学の同窓の唐沢孝一さんからのメールで、2月24日のテレビ朝日の「グッド・モーニング」で朝7時15分頃唐沢さんが東京のカラスのことでお話をされる連絡をいただきました。しかしテレビ放送は全国自治体の爆破予告事件の放送で急きょ変更になりました。改めて、連絡をいただきます。テレビの内容は後日放送があった後に追記します。

 唐沢孝一さんは東京教育大学の動物学専攻、高校の教諭や大学の講師をしながら、都市鳥研究会を立ち上げ、いろいろな活動をしながら、著作も多く出してておられます。

東京記事の要約をお伝えします。まず見出しから。

都心カラス激減、調査3地区ピーク時の4分の一                        

ごみネットで兵糧攻め大型罠捕獲作戦

生態系維持に適正数は必要

 カラスのねぐら、文京区の豊島岡墓地、渋谷区の明治神宮、目黒区の自然教育園の3か所、都市鳥研究会のメンバーが76人がかりで調査、ビルの屋上で1か所25人づつで数を数える。カラスが激増して問題になった、2001年石原都知事の時から捕獲開始。また大型のごみネットで兵糧攻めにした。都内にオオタカやノスリなどの猛禽類が増えてきた。皇居のタヌキの糞の中にカラスの羽があった。オオタカの食べ残しをタヌキが食べている。それらの取り組みにより、カラスの数は年々減少してきている。

しかしカラスにも一定の役割がある。カラスが植物を食べた後、種をまき散らしてもらうなどの役割。-生態系の維持に必要。

唐沢さんは「子供たちに自然と共存することを伝えるためにも、カラスは一定の数は必要。1960年から1970年ころの3000羽ぐらいが適当ではないかと言っています。

憂楽帳 カラスでわかる

 毎日新聞2016年2月22日夕刊

 カラスやツバメなど身近な鳥類と都市との関係を調べる「都市鳥研究会」の顧問、唐沢孝一さん(72)ら76人は昨年末、東京都心のカラスの個体数を調べた。5年に一回のペースで1985年から続く調査の7回目。明治神宮など都内3か所のねぐらに帰る個体数を、ビルの屋上から数える。方々から飛来するため、1か所あたり約25人を張り付ける人海戦術だ。

 速報値によると、2000年の1万8664羽をピークに減少が続き15年12月は4816羽。最少だったバブル景気直前の85年6727羽を下回った。唐沢さんいわく予想される原因は、えさとなるゴミが分別収集や防護ネットで減った。▽カラスを襲うオオタカなど猛禽類が都心の緑地に増えた▽都の捕獲が続いているーだという。

 「自然って、数十年の単位で調べてみないとわからないものですね」と唐沢さん。前々回あたりから、建物の屋上を借りにくくなり、調査を通して世相の変化を体感しているという。次回は東京五輪後の年末。カラスはどんな都市の変化を伝えるのか。

◎ブログ筆者も新大久保のカラスのことでNHKテレビのニュースに出たことがあります。

ブログ3つ書きました。

1、2011年2月21日「こういちの人間学ブログ」

 「新大久保のカラス取材 3月20日 NHK、アインシュタインの眼」

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ブログに載せた写真です。カラスに穴をあけられています。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/02/nhk-f136.html

 カテゴリー「大久保の街紹介」

百人町1丁目の大久保通りに面した店の、朝のごみの置き場所に集まる、カラスを撮影。

ビニール袋に穴をあけて韓国料理店がだす鳥のガラなどを、カラスが引っ張り出すのをNHKが撮影。そのあとにアナウンサーの方から取材を受けました。お礼にNHKからいただいた、温度計などがついて時計は枕元に置いて重宝して使っています。

2、2012年1月11日「こういちの人間学ブログ」

 「新大久保のカラス ベランダにおけるヒヨドリなど鳥の状況」

 百人町1丁目の店のあるビルの3階のベランダにいろいろな鳥が来ます。カラスが植木鉢の草花の中に肉の切れ端を隠して置き、それがなくなっているということで、腹いせにレタスの葉を食い散らかされていました。このブログは上記のブログより前に書かれたものです。このブログを見て、NHKさんが取材を申し込んできました。その後記事を加えて更新しました。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/01/post-61f1.html

カテゴリー「日記、コラム、つぶやき」

3,2012年5月4日「こういちの人間学ブログ」

「5月初めの庭の状況。蘭が咲く。カラス隠した肉が無くなり腹いせにレタス食い散らす」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/05/post-ae7d.html

 すみません、うまくつながりません。

◎2016年3月11日

 新宿のスカイフォレストレジデンスの屋上にカラスの群れが集まっていました。この写真に23羽ほどその周辺に7羽ほど。西戸山公園が近いせいでしょうか、またカラスは高いところが好きです。このマンションは26階建てです。だいぶカラスの数が減ったそうですが、まだまだいますね。

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2016年3月16日 NHKニュース

 渋谷で、カラス退治のために鷹を放すことを試みたといっています。

鷹匠がカラスが集まっているところに放します。たくさん集まっているカラスが食べている肉は大きな肉で、ちょっとやらせかもしれないな思いました。皇居などに住む鷹がカラスを襲っているようですが、たまたま鷹狩りの鷹を使っただけでは効果がないように思います。

 

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