人間学研究会から人間学研究所、人間学懇話会への略史 2024年9月8日4時 佐竹が健康法のお話 人間学懇話会に参加のお誘い
このブログは2009年7月29日に、こういちの人間学ブログを書き始めた直後に書かれたブログです。2013年7月、ブログ開始後4年を経過して、再び更新をしたものです。さらに2024年8月11日に変更しました。
2024年9月8日 人間学懇話会で佐竹がお話をします、参加自由なので、ぜひご参加ください。
きっとお役に立つと思います。
参考図書 「人間」って何だろう 工作舎 佐竹幸一他編著 2024年1月20日発行
人間学研究会、人間学研究所その後、人間学懇話会への略史
死の恐怖と人間への関心 人間学研究会をつくる
私が、人間学に興味を持った理由の一つに、高校生のころ、心臓が拍動が弱くなり、死の恐怖を味わったことがあります。しばらくは心臓ノイローゼにもなり、死んだらどうなるのかなどを、床の中で、考えて、自分のいなくなったことを考えて、ぞっとしたりしました。それで、東京教育大学に入り、生物学科で学び始めましたが。生物学そのものより、人間とは何かについて考えることに、より深い興味を持っていました。その当時、関東生物学科学生懇談会(略して生懇)という関東地方の大学に生物学科の学生組織がありました。私はその中で、1963年「人間学分科会」というのを作りました、この分科会は「科学史」分科会とともに代表的な分科会でした。私はその後生懇談の代表にもなりました。そして当時は著述業であった小原秀雄氏の本『動物版人間の条件』の「人間学の呼びかけ」に感激し、手紙を出してお会いし、その後、現在に至るまでのおつきあいをさせていただいております。小原秀雄氏は佐竹の卒業後、1965年ささやかながら民間の研究会である、人間学研究会(第一次)の会長になっていただきました。佐竹は事務局長です。
第二次人間学研究会
その後中断があり、1969年に、女子栄養大学にできた、ユニークな人間学専攻コースにおられた、柴田義松氏(教育学、その後東大教授へ)、小原秀雄氏(動物学)、岩城正夫氏(原始技術論その後和光大学教授へ)と、女子栄養大学や和光大学の学生も交えた第二次人間学研究会ができました。その後再び中断しました。
第三次人間学研究会と人間学研究所準備室
1991年に、新しく、第2佐竹ビルができるとともに、そこの二階を人間学研究所準備室とし、第三次人間学研究会が始まりました。会長、小原秀雄氏、副会長、柴田義松氏、佐竹幸一、事務局長、岩城正夫氏でした。このときわれわれの人間学をHUMANOLOGYという新しい言葉で表現しました。この言葉はこの当時は極めてマイナーな言葉でしたが、今では多く使われています。このとき佐竹の実用的人間学部会も始りました。
人間学研究所設立
ここは、2013年7月現在の人間学研究所の会議室です。人間と人間学に関する図書、および人間学研究会の設立から現在に至る、全資料が保管されております。
1999年に ずっと、継続した、研究成果をもとに、人間学研究所を設立しました。所長、柴田義松氏、名誉所長、小原秀雄氏、副会長、岩田好宏氏(高校教諭)、事務局長。佐竹幸一でした。研究所の研究成果を『人間学研究所年誌2000』として発行し、それは現在、「6号2008」まで発行されています。ここに書かれている人間学の略史も年誌、5号と6号にくわしく書かれています。ちなみに、1号からバックナンバーが揃っており、一部1000円でお売りできます。研究所は現在毎月、二つの例会を開催し、「人間学研究所通信」の発行を続けております。
2013年7月現在、第3木曜日に実用的人間学研究会例会
第4金曜日に新教育人間学部会を開催しております。
総合人間学研究会から総合人間学会へ
総合人間学研究会から総合人間学会へ 東大名誉教授(法学)の小林直樹と、そのグループを含め、2002年、総合人間学研究会が作られました。事務局は人間学研究所におかれました。創立総会には150名の方が参加し、関西でも例会が開かれることに。そして2006年には総合人間学会へと発展をしました。学生の頃から始まった小さな流れが、本格的な学会にまでなったことはとても感慨深いものがあります
総合人間学会は毎年「総合人間学シリーズ」を学文社から発行しています。
2013年6月現在、第7号「3・11を総合人間学から考える」が発行されています。
総合人間学会は現在会員数が240名ほどです。
実用的人間学研究会の設立
2008年4月に、実用的人間学研究会が人間学研究所から分離してつくられました。会長は佐竹幸一で副会長は会計事務所長の杉山靖夫氏です。実用的人間学研究会は、人間学研究所の姉妹団体として、会計は別になっておりますが、人間学ニュースでの連絡や年誌の発行は同じものとして行っております。会費も同じで、おのおのの例会にもお互いに自由に参加できます。今回開催される旅行や、年末の忘年会などはいつも合同で行っております。
人間学研究所の現状 2013年7月
1999年に設立された人間学研究所も、準備室設立からすでに22年を経過し、人間学研究所からも14年が経過しました。この間休むことなく毎月ふたつの例会の開催、人間学ニュースの発行、そして人間学研究所の年誌の発行、と地道ではありますが、着々と成果を積み上げています。2010年には、人間学研究所の場所が、第2サタケビルの2階から、佐竹ビル3階に移転しました。現状は下記のようになっておりますが、このたび8月に、初めて泊まり込み研修会を実施するとか、新しい会員さんも増え、より活発な活動を続けております。
人間学研究所の新教育人間学部会と、実用的人間学研究会でどのような例会が開かれているかは、「こういちの人間学ブログ」で、各例会の内容が、紹介されています。
設立当時は、人間学研究所の所員とそれに賛同する方々(所友)という形でした。
途中から、人間学研究所の中に、教育人間学部会と実用的人間学部会があるという形
に変わりました。
◎ 人間学研究会、人間学研究所の歴史については
『人間学研究所年誌2012 第10号』 2013年3月31日発行
「人間学研究会、人間学研究所の歴史と実用的人間学」
p100~p113 佐竹幸一 をご覧ください
★ 現在の人間学研究所にいたる変化
2011年10月の状況
第77回新教育人間学部会
第37回実用的人間学研究会例会
『人間学研究所年誌 2010 第8号』
『人間学通信 第54号』
会員53名
2013年7月の状況
第96回新教育人間学部会
第56回実用的人間学研究会例会
『人間学研究所年誌 2012 第10号』
『人間学研究所通信(HUMANOLOGY)』
2013,5月号 第63号
会員 62名
参考
『人間学研究所年誌2000』第1号発行時 2000年12月1日
第13回新教育人間学部会 2000年7月
第13回実用的人間学部会 2000年7月
人間学研究所研究所員14名 所友43名 合計57名
『人間学研究所通信 第5号』2000年6月号
人間学研究所 変更後 人間学懇話会
現在、人間学懇話会と変わりました。例会場は
新宿区百人町3-1-5
西戸山タワーホームズノースタワー集会室
JR山手線 新大久保駅下車5分
★ お問い合わせは お気軽にどうぞ
090-6549-2677
◎人間学研究所と関連団体の実用人間学研究会は、2024年4月1日に、統合され人間学懇話会となりました。
人間学懇話会になるに伴い、2名の方が入会され、25名でのメンバーでの出発です。
人間学懇話会は2,3か月に1回開催されます。どなたでもご入会できます。
会は4人の世話人により運営されます。
第1回例会 2024年4月6日
第2回例会 2024年6月2日
「後期高齢者と習い事について」岩城正夫氏
◎第3回例会 2024年9月8日(日)午後4時から6時
「長生きのための歯と唾液の健康法」
講師 : 佐竹幸一 人間学懇話会 世話人
場所 : 西戸山タワーホームズ N棟 集会室
参加自由 参加費無料
初めての方メールでお問合せの方は佐竹まで
お申し込みください
希望者は その後6時半から懇親会があります
ガゼボ 東京 3000円から3500円
◎ご連絡は 090-6549-2677 佐竹までか
pcr92240@nifty.com まで、ご連絡ください。
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